出典元:スポーツ報知
元巨人の川相昌弘氏(56)=スポーツ報知評論家=が阪神の来年2月の春季キャンプ臨時コーチに就任することが24日、分かった。阪神は2年連続で12球団最多失策を記録し、今季も85失策。守備の立て直しが急務で、現役時代に名手として鳴らした同氏に指導を仰ぐ。
川相氏は名遊撃手として巨人を支え、6度のゴールデン・グラブ賞を受賞。通算533犠打の世界記録保持者でもある。引退後は中日、巨人で指導者を務め、2軍監督やヘッドコーチなどを歴任した。
虎の二塁手は糸原、遊撃は木浪がレギュラー筆頭候補で北條、植田らが続くが、二遊間の守備力強化は必要不可欠。卓越された技術と理論を持つ川相氏が、鉄壁の内野陣構築に一役買う。