出典元:サンケイスポーツ
関東大学ラグビー対抗戦の優勝を争う大一番となった早明戦(6日、秩父宮)へ向けて早大は1日、オフ明けの再始動。勝てば2007年以来の全勝優勝となる一戦に、1年生ながらレギュラーの座をキープしたFL村田陣悟が挑む。
「早稲田が先手を取らないと勝てない。今週のテーマ『仕掛け続ける』を自分が体現したい」
1試合でチームトップの8キロを走る運動量に加え、185センチ、95キロのサイズを生かした前進力が武器。シーズンに入り体重は4キロ増えたといい「それでいて走力は上がっている。異例だと言われました」。成長ぶりを自ら感じている。
陣悟の名は「戦いに向かう中でも悟りを持て」と両親の孝さん(45)、律子さん(49)につけられたそうで、いかにもラグビーにふさわしい。京都・亀岡市から対抗戦6試合全てを観戦に来た父母の前で、宿敵に真っ向から勝負する。 (田中浩)