芸人6000人見守ったお笑い講師・桝本壮志氏が初の私小説 舞台は芸人同士のシェアハウス(スポニチアネックス)

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出典元:スポニチアネックス

吉本総合芸能学院(NSC)東京校の講師として芸人6000人を見守ってきた放送作家の桝本壮志氏(45)が初めて私小説を書き下ろした。タイトルは「三人」で文藝春秋から12月17日に発売される。

 桝本氏はNSC大阪校でブラックマヨネーズ、チュートリアル徳井義実(45)らと同じ「花の13期生」の1人。小説に書かれた養成所時代の仲間との出会いやバイト先での監禁、酒におぼれた過去など実体験を盛り込み「大きな反省文を書いているような気持ちでもあった」と笑いながら振り返った。

 掲げたテーマは「加齢と成熟」。舞台は芸人2人と放送作家の男3人によるシェアハウス生活。養成所に入った18歳から芸人として売れないまま35歳になった主人公の視点を通じて、同期2人との友情やねたみ、葛藤、気づきなどを描いた。コンビ間格差や闇営業問題などにも切り込み「たった数時間で友達は国民の敵になっていた」などリアルな心情も書き込んだ。

 「最初は半沢直樹のようなエンタメ小説を書きたかった」と桝本氏。私小説になったきっかけはスピードワゴン小沢一敬(47)の進言だった。実は新型コロナウイルスが流行する前は徳井、小沢と3人で約6年ほど一軒家を借りてシェアハウス生活をしていた。小沢から「パンクバンドがさ、最初に出すアルバムは自叙伝なんだよ。だから、ますまん(桝本氏)も自叙伝を書いたら?」と唐突に言われ、「凄く腑に落ちた」。それから筆が走り、約1カ月半で書き上げたという。

 小沢、徳井に小説を書いたことは伝えたがまだ見せてはいない。一方、芥川賞作家の「ピース」又吉直樹(40)には完成前の原稿を読んでもらい「桝本さんにしか書けない言葉遊び、比喩、3人の会話だ」と太鼓判を押された。

 担当編集者は「芸人同士のシェアハウスを題材にした小説は新しい」と説明。「文章に独特のテンポがあり、非常にリーダビリティー(文章が読みやすいこと)が高く、癖になります」とし「編集部には日常的に原稿の持ち込みがあり、そのほとんどをお断りさせて頂いておりますが、この『三人』という作品は、一読してすぐに出版を決断しました」と異例のスピードで出版化された経緯を明らかにした。

 私生活が筒抜けになりがちな芸能人を取り巻く環境について「厳しい時代が始まったんじゃなくて、楽な時代が終わった」と作中に書いた桝本氏。NSCで教え子に日々伝えていることも文章にし「現状に満足していない人や、これから芸人を志す人にも読んでほしい」と呼び掛けた。

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