獲るぞ新人王!ヤクルトD1位指名・木沢「1年間1軍で投げる」燕背番『20』の先輩・伊藤智に続く(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

ヤクルトにドラフト1位指名された木沢尚文投手(22)=慶大=が20日、東京・新宿区のホテルで入団交渉に臨み、契約金9000万円、年俸1400万円で合意した。背番号は「20」に決定。かつて伊藤智仁氏(50)=前楽天1軍投手チーフコーチ=が新人王に輝き、日本一に貢献した1993年から6年間つけた栄光の番号を背に、逆襲を期す燕軍団の仲間入りを果たす。

 顔つきはりりしく、視線には決意が表れた。新たなスタートラインに立った木沢は、強い決意を口にした。

 「チームのために尽くす、チームのために投げる気持ち、使命を持って大学4年間やってきた。スタンスは変えずに、僕の持ち味としてやっていきたいです」

 ヤクルトの背番号20といえば、力強い直球と魔球「高速スライダー」を武器に活躍した伊藤智仁が、1年目の1993年から98年までつけた番号だ。ルーキーイヤーには前半戦だけで7勝を挙げて新人王に輝き、野村克也監督(当時)を初の日本一に導いた立役者の一人。自身の担当スカウト・山本哲哉氏も背負っており「非常に大事な20番」と武者震いした。

 1年目の目標には、まず「開幕1軍」を掲げた。さらに「1年間1軍で投げることが目標」とも宣言。シーズンを通して戦力となれば、新人王への道も開ける。

 98年生まれの木沢。背番号20で快投を見せていた当時の伊藤の記憶はもちろんない。それでも、YouTubeの動画を何度も見てすごさを実感。「速いストレートとスライダーだけで勝負できる。分かっていても打てないボールが2つあるのが圧倒できるピッチャーなのかなと思いました」とうなずく。

 そんなレジェンド右腕に近づこうと、自身も2つの球種に磨きをかけている。1つ目は最速155キロを誇る直球だ。「空振りを取れるストレートにしたい。速くするというよりも、打者が嫌がるストレート」と球質を改善に取り組む。

 もう一つは武器とするカットボール。「カウントを取れる、空振りが取れるというところで軸になった。今のままでは駄目だと思うので、考え直していきたいと思います」。プロでも通用するよう、さらに改良する構えだ。

 木沢は「また、神宮のマウンドで成長していけたら」と、東京六大学リーグで慣れ親しんだ本拠地での躍動を思い描いた。2年連続最下位からの巻き返しを図るチームで、背番号20が再び輝きを放つ。(赤尾裕希)

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