人生初のスリップ事件もプレーは滑らず 勝みなみ今季初Vへ1打差3位浮上/国内女子(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

首位と3打差の4位から出た勝みなみ(22)=明治安田生命=が4バーディー、1ボギーの68で回り、通算6アンダーで1打差の3位に浮上した。大会連覇を狙う渋野日向子(22)=サントリー=は4位から73で回り、通算1アンダーで20位に後退。ともに昨年のプロテストに合格し、今季2勝の笹生優花(19)=ICTSI=と同1勝の西村優菜(20)=フリー=が首位に並んだ。

 ▼7番ホールで赤面の尻もち

 雨で濡れた芝生に足を滑らせた。ティーショットを打ち終わった7番(パー4)の急な下り坂で豪快に尻もち。だが、ゴルフは滑らない。今季初優勝を狙う勝が、じわりと順位を上げた。

 「派手にこけました。順目の芝は滑りますよ。皆さん、気をつけてください」

 ゴルフ人生初の“スリップ事故”に赤面。幸い無傷で終わった後は、安全運転でスコアを伸ばした。9番(パー5)はグリーン左前のバンカーから3打目をピンそば1メートルに寄せた。初日はバンカーに4回入れ、すべて1パットで切り抜けた。この日は2回入れてバーディーとパー。サンドセーブ率100%の2日間に「最近はバンカーショットがうまくなったので、思い切ってピンを狙える」と胸を張った。

 ▼濃霧1時間24分中断もなんの

 後半は11番と17番のパー5で計算通りに伸ばすなど3バーディー。濃霧で競技が1時間24分中断した長い一日を「ホールアウトできてよかった」と笑顔で終え、首位とは初日の3打差から1打差に縮まった。

 期するものがある。今季は前週まで10試合に出場し、賞金ランキング、ポイント制のメルセデスランキングとも36位。年内最後の試合となる来週の国内メジャー「JLPGAツアー選手権リコー杯」(宮崎CC)の出場資格はまだ得ていない。

 「やっぱり1年の最後は宮崎で迎えたい。地元(鹿児島)も近いし、無観客開催でも応援を近くに感じることができる。もちろん出たいです」

 今大会終了時点で両ランキングのいずれかで30位以内に入れば宮崎行きは確定。単独7位以上が最低条件となる。

 首位の2人は、2学年下の西村と3学年下の笹生。西村には1日閉幕の「樋口久子 三菱電機レディス」で首位から出た最終日に6打差を逆転された。2年前にプロ初優勝を果たした思い出のコースで、黄金世代の勝が意地を見せる。(臼杵孝志)

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