峰幸代、独自の「控え捕手論」で東京五輪代表狙う(日刊スポーツ)

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出典元:日刊スポーツ

08年北京オリンピック(五輪)女子ソフトボール金メダルに正捕手として貢献した峰幸代(32=トヨタ自動車)は、独自の「控え捕手論」で東京五輪代表入りを狙っている。

群馬・高崎市内で代表合宿中の20日、オンラインで取材に応じた。

強化指定選手20人の中から、五輪本番のベンチ入りは15人。サバイバルとなる。峰は「いかに宇津木監督が求めるプレーヤーに近づけるか。今の時点では力不足だが、合宿を通じ、こいつは使えるという選手になりたい」と話した。代表の正捕手は我妻悠香(ビックカメラ高崎)が有力で、今は2番手キャッチャーを清原奈侑(日立)と争う立場だ。

単にバックアップの役割ではない。求められるプレーヤー像を問われると、理路整然と語った。

「もちろん試合に出てるキャッチャーも大事だが、セカンドキャッチャーもすごく重要なポジションだと思っている。いかに試合までピッチャーの調子を上げられるか、相手のバッターの分析、出ているキャッチャーと控えキャッチャーのコミュニケーションはすごく大事。そういう働きが求められていると思っている。試合に出ていても、出ていなくても、キャッチャーがいい仕事をすることは重要」

ここ一番で勝負を決める代打の神様、相手をかき乱す代走の切り札、1点を守り抜く守備職人。そんなグラウンドで一瞬の輝きを放つスーパーサブの生き方とは違う。たとえ試合には出なくとも、わずか15人の枠から外せない存在を目指してる。もちろんリーグ戦1位だったトヨタ自動車の正捕手だから、試合に出ても実力は十分だ。

北京五輪は20歳で「上野の413球」を受け止め、金メダルに導いた。14年に1度は引退。16年に現役復帰し、昨年12月には代表候補に戻ってきた。今年2月のグアム合宿では上野由岐子(ビックカメラ高崎)のボールを受け、打者の芯を外す技術が高まっていると感じた。昔話にも花が咲いたという。唯一無二の役割を全うしている。13年越しの連覇を目指し、32歳のベテランは縁の下で働く。【上田悠太】

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