中日屈指の俊足を誇る高松、今は『股割トレ』で腰高を矯正中 走塁さらに進化で1軍の舞台目指す(中日スポーツ)

出典元:中日スポーツ

◇連載企画「若竜、実りの秋へ」

みやざきフェニックス・リーグで鍛錬を積む選手たちを追う連載企画「若竜、実りの秋へ」。宮崎での日々をどんな課題を持って過ごしているのか。第1回はチーム屈指の俊足を誇る高松渡内野手(21)。

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 より低く、もっと低く―。ノックを受ける一球一球でその意識を体に染み込ませる。腰高の悪癖を矯正するため、この秋に取り組むのは股割トレーニングだ。普段よりも低く構えて打球を追う。「重いものをスクワットで上げるのとは違って、ジワジワきます」。両脚に蓄積する疲労感に地道な成長の跡を実感する。

 今季はウエスタン・リーグで180打席に立って41三振。昨季よりも打席数は少ない中で三振数は増えた。「ボール球を振って簡単に三振したり、フライを上げてしまったりすることが多かった。自分のタイプ的にそれでは意味がない」。誰もが認める天性の俊足も、ボールにバットが当たらなければ生かせない。

 そのために必要なのが下半身の粘り。低めに決まる誘い球にも、股関節を柔らかく使って右脚で踏ん張って我慢する。下半身と上半身の力が連動すれば力強い打球にもつながる。

 追い求める理想の打球はある。今季は開幕直前まで1軍に同行し、6月の練習試合ではランニングホームランを含む2本塁打を右翼方向に飛ばした。ただホームランバッターを目指すわけではない。その打球にはとらわれず、下半身の力を使いながら逆方向に持っていくライナー性の打球を心掛ける。

 下半身の粘りは一番の武器の走塁にもつながる。盗塁でスタートを切る時にベース側の左脚が外回りしがちだった。股関節の柔らかさが加われば、最短で一歩目を踏み出せる。コンマ何秒を争う世界で股割トレーニングが生きてくる。

 来季はプロ4年目。目指すのは1軍の舞台だ。「1軍で出るならまず代走からというのが絶対だと思います。そこからチャンスをもらえれば、打席も回ってくる」。俊足でつかんだチャンスを、鍛え上げた脚で踏み固める。

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