【天皇賞・秋 和田が見た牝馬の盾2】97年、全ての先駆者となった初の女帝エアグルーヴ(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

◆第162回天皇賞・秋・G1(11月1日・芝2000メートル、東京競馬場)

 ウオッカの日本ダービー制覇(07年)からの牝馬の時代は、突然始まったわけではない。それより10年前の挑戦が礎となり、自信を与えたことは間違いない。

 97年10月26日。秋晴れの東京。前半1000メートル58秒5。3歳のサイレンススズカが刻むハイペースを好位で追走したエアグルーヴ。「各ジョイント、パーツが固まる古馬になってからもっと強くなります」。管理する伊藤雄調教師の重ねた我慢が、4歳秋に開花した。

 何もかもが牝馬の先駆者だった。秋の天皇賞が2000メートルになった84年以降、牝馬の勝利はゼロで、84年ロンググレイスの3着が最高という時代だったが、完成の域に達したと判断した伊藤雄師は、ためらいなく王道へぶつけた。この選択だけでもすごいが、今では通常となっている休み明けでのG1参戦も異例中の異例だった。札幌記念から2か月ぶりで出走。連覇を狙うバブルガムフェローとの叩き合いを首差制して女帝の座に就いた。

 その後はジャパンCで海外G1・5勝、凱旋門賞2着2回のピルサドスキーと首差(2着)、有馬記念ではシルクジャスティス、マーベラスサンデーから頭、首差3着と激闘を続けて年度代表馬の栄冠をつかみとった。「強い馬に性別は関係ないですから」。名伯楽が笑みを浮かべて話してから23年。当時は全く想像できなかった牝馬による史上最多芝G1・8勝へアーモンドアイが挑む。(和田 伊久磨)

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