疲労抜けない競歩・鈴木雄介、五輪延期はプラスも心境複雑「声を大にして言えない」(スポーツナビ)

出典元:スポーツナビ

富士通の陸上部競技部に所属する競歩チームが28日、オンラインで取材に応じ、東京五輪男子50キロ競歩で金メダル最有力候補の鈴木雄介らがコロナ禍での状況や心境を語った。鈴木は、2019年のドーハ世界選手権を優勝してから「慢性疲労のような状態」が続き、思うように練習ができていないことを告白。どれだけペースを落としてジョギングをしても疲労を感じる状態だと明かし、東京五輪の延期について「今年が五輪だと考えると、正直、厳しかったなというのが、今の思い。助かったという気持ちが強い」と本音を漏らした。

 今夏の五輪前のステップレースとして重視していた3月の全日本競歩能美大会(20キロ)に出場(3位)した後、4、5月に疲労の長期化に異変を感じた。今月上旬に行った千歳合宿でも疲労感を覚え、現在は検査を受けて結果を待っているという。

 日本陸上競技連盟の競歩五輪強化コーチでもある、富士通の今村文男コーチは「身体の休め方が重要になる。医学的な知見を得られるサポートや(20日に)結婚を発表したばかりだが、プライベートの充実なども慢性的な疲労からの回復には必要。今のうちにリフレッシュしながら準備していく。年内には目途が立って準備できると思う」と当面は回復優先の意向を示した。

 鈴木は2015年3月に20キロで世界記録を更新して注目を浴びたが、同年の世界選手権で恥骨を痛めて長期離脱を強いられ、前回のリオデジャネイロ五輪には参加できなかった。昨年の世界選手権で復活優勝を果たし、再度期待が高まる中、再び難しい状況に立たされた。コロナ禍で東京五輪が1年延期になったことでコンディションを回復させる機会を得ることになったが、鈴木は「個人的な調子のことなので、(延期はメリットと)声を大にして言ってはいけないかなと思う。なぜなら、今年の方がメリットがあった選手が多いと思うから。延期で良かったというのは、私一人の個人的な体調の問題で、本来であれば(目標の期日にコンディション調整が合わず)恥ずべき状況」と複雑な心境をのぞかせた。

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