阪神・秋山、G斬り9勝!完封あと1人惜っし~完投「僕らしいかな」(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

(セ・リーグ、巨人2-4阪神、23回戦、巨人15勝8敗、25日、東京D)猛虎の意地だ! 阪神は巨人に4-2で勝利。秋山拓巳投手(29)が見事な2失点完投で、9勝目を挙げた。やられっぱなしだった敵地・東京ドームでの最終戦で、今季初のカード勝ち越し。引き分け以下でリーグ優勝が完全消滅する崖っぷちに立ってから、2連勝とした。

 九回2死。完封を目前にして2ランを浴び、秋山は思わず苦笑いした。それでもしっかり1人で試合を締めて、今季2度目の完投で9勝目。屈辱を味わい続けてきた東京ドームでチームを2連勝フィニッシュに導き、笑顔を見せた。

 「(完封を逃して)僕らしいかなと。特には気にしてはないです。みんなのために(完封を)とりたかったですけど、勝ててよかったです」

 球速は140キロ前後ながら、切れと威力のある直球で押し、八回まで散発4安打に封じる完璧な内容。「状態がよかったのが一番ですね。それでどんどんいけたかなと思う」。九回1死一塁で4番・岡本を高めの直球で空振り三振。2018年5月8日の巨人戦(東京ドーム)以来2年ぶりの完封勝利まであと一息だったが、続く丸に直球を右中間席に運ばれた。

 9回6安打2失点で7月28日のヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目の完投勝利。しかも無四球だ。2017年の12勝以来、自身3年ぶりの2桁星に王手。「野手の方に助けてもらいながらここまで来れているので、最後まで頑張りたい」と表情を引き締めれば、矢野監督は「本当に秋山らしくね、丁寧に。またベース上の(球の)強さもあったので素晴らしい投球だった」と称賛した。

 1年間の鬱憤を少しだけ晴らした。今季、チームは東京ドームで3勝9敗。開幕3連敗を皮切りに8連敗し、8月18-20日では、1963年以来57年ぶりの3試合連続完封負けを喫した。今回の最終カードでも、23日の初戦は1試合5失策で敗戦。引き分け以下で優勝が完全消滅する崖っぷちに追い込まれたが…。

 虎の意地を見せた。前日24日は高橋が菅野に投げ勝ち、この日は秋山の熱投で2連勝。今季初のカード勝ち越しを決め、宿敵のホームでV逸となる危機は逃れた。

 「ここ(東京ドーム)でなかなか勝てずにいい思い出が少なかったですけど、最後に何とか2つ勝って東京ドーム(での試合)を終われてよかった」と指揮官。秋山もヒーローインタビューで「東京ドームでの対戦成績は悪かったですけど、最後こうしていい姿を見せられたので、来年以降も熱い応援よろしくお願いします!」と虎党に訴えた。G倒なくしてリーグVはなしえない。背番号「46」が先頭に立ち、来季は必ず倍返しする。 (織原祥平)

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