「おれは男だ!」「俺たちの旅」名脇役・森川正太さん死す 67歳、胃がん(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

テレビドラマ「おれは男だ!」「飛び出せ!青春」などで知られる俳優、森川正太(もりかわ・しょうた、本名・新井和夫=あらい・かずお)さんが12日午前6時頃、胃がんのため、東京都内で死去した。67歳だった。1970年代の青春ドラマで個性的な演技を披露。俳優、中村雅俊(69)や村野武範(75)らと共演し名脇役の地位を確立した。近年は役者仲間と演劇の舞台に立つ一方、都内でスナックを経営。地元の人たちに愛された。

 1970年代の若者たちが共感する、等身大の演技をみせた森川さんが、静かに旅立った。

 本紙の取材に応じた親族や関係者によると、2カ月前、体調不良のため病院で診察を受けた際、胃がんが発見され、すでに転移がみられた。森川さんは、新型コロナウイルス感染症の影響で入院した場合は面会が2時間に制限されているのを知り、都内にある自宅での在宅治療を選択。医師や看護師が連日、自宅を訪れて懸命の治療を続けた。

 亡くなる前日の11日に面会した親族は、森川さんについて「妻を頼む」と涙を流したという。

 森川さんは1964年に俳優デビュー。当時所属していた劇団の推薦で森田健作・千葉県知事(70)主演の日テレ系「おれは男だ!」(71~72年)に出演した。

 青春群像の名作、日本テレビ系「俺たちの旅」(1975~76年)では浪人生、浜田大造(ワカメ)役で出演。共演した中村雅俊らと若者たちの等身大の姿を演じ、大人気となった。以後も日テレ系「俺たちの朝」(76~77年)などの青春ドラマに出演し、名バイプレーヤーとしての地位を確立した。

 91年にはNHK大河ドラマ「太平記」に出演。2000年代に入ると活躍の場を舞台に移し、「劇団ケ・セラ・セラ」を旗揚げ。昨年は「港町ブルース」を上演するなど、晩年まで積極的に活動していた。

 一方で、都内で夫人とスナックを経営していた。地元住民からは「正ちゃん」と呼ばれ、愛される存在だった。この日、訃報を知り、悲しみに暮れた同世代の関係者は、森川さんの人柄について「(『俺たちの旅』の)ワカメと一緒。お調子者でいたずら好きだけど、やるときはちゃんとやるという…。私たちの世代の象徴的存在でした」としのんだ。

【広告】


ハッピーソックスで貴女も皆もハッピーに!

コメントは受け付けていません。