レイズ突破も熱気なし 中立地開催が異質な空気生む(日刊スポーツ)

出典元:日刊スポーツ

史上初めて、地区シリーズが中立地で行われた。MLB担当の斎藤庸裕記者がサンディエゴで行われたレイズとヤンキースの戦いに潜入した。

【写真】リーグ優勝決定シリーズ進出を決め、チームメートと抱き合って喜ぶレイズ筒香

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新型コロナウイルス感染防止の一環でテキサス州とカリフォルニア州で開催。米国東海岸のニューヨークに拠点を置くヤンキースとフロリダ州タンパを本拠地とするレイズが、西海岸の南端サンディエゴで繰り広げた戦いは異様な光景だった。

ライバル対決の注目度は高かった。敏腕で知られるボブ・ナイチンゲール記者が現地を訪れ「ワールドシリーズのような対戦」と例えるほど。だが観客は選手の家族や関係者のみで、ホームとビジターは、2試合ごとに先攻と後攻を切り替えるだけで区別された。

球場の左中間後方のビル屋上で数人の人々が、試合に視線を向けていた。点が入っても拍手はまばら。注目は別の試合にあった。地元球団のパドレスがテキサス州でドジャースと地区シリーズを戦っていた。サンディエゴのダウンタウンでは、ひいき球団の試合を映像で見て応援する人々であふれていた。

あるベテラン記者は「パドレスはまだ勝ち残っていた。それが、さらに変な感じにさせていたね」と話した。地元の球団が約2000キロ離れた場所で戦い、本拠地では別の球団が試合を行っていた。その状況が、異質な空気を生んだ。

ワイルドカードシリーズを勝ち抜いたパドレスは8日に地区シリーズで敗退した。例年なら街全体に及ぶプレーオフの熱気。レイズが勝ち進んでも、球場の周辺は静かだった。熱狂の中心地となるはずが、どこか寂しく、奇妙だった。(サンディエゴ=斎藤庸裕)

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