舘ひろしに自信を与えた『渡哲也さんの魔法』どん底状態で救われた「おまえには華がある」【記者の目】(中日スポーツ)

出典元:中日スポーツ

石原プロ解散を発表した直後の7月21日、イベントに登場した舘は「渡についていく」と断言していた。その渡さんが亡くなった後、初めて取材に応じた舘は「もし来世というものがあれば、再び渡哲也という人の舎弟でありたい」と“来世”という言葉を3度も口にし、絶句する場面もあった。

 渡さんの前には三浦春馬さん、渡さんの後にも芦名星さん、藤木孝さん、竹内結子さんら俳優の悲報が相次いでいる。胸騒ぎを覚え、失礼を覚悟で「大丈夫ですか?」と尋ねた。舘から「このままついていっちゃうって? その可能性もあるよね」と返された時にはドキッとしたが、「それは大丈夫。ありがとう」と笑顔に。ホッとした。

 ダンディーでタフなイメージが強い舘だが、この日何度も出てきたのが「自信がない」という意外な言葉だった。ドラマ「西部警察」で渡さんと出会った時を振り返った際には「俳優になって4~5年で、すべてに自信がなかった。そういう時に渡が『ひろし、おまえには華がある』と言ってくれた。その言葉だけを頼りに今までやってきた気がする」と語った。

 マージャン好きだった渡さんが負け続けていた舘の前に4枚の伏せた牌を並べ「ひろし、これで“東”を引けたら今日は勝てるよ」と言って、舘がめくったら“東”が出た。「実はあとの3枚もみんな“東”だった。そういう人。いつもぼくは揺れている。自信がない。それを知っていて自信をつけてくれた」。舘の出演作品も必ず見て「いいな」とほめてくれたという。「これから聞けないという意味での喪失感はすごく、ちょっと寂しい」とマスクで顔を覆うしぐさが印象に残った。

 舘が「いま俳優としてあるのは本当に渡さんのおかげ。いなかったら続けられなかったかもしれない」と感謝した“守る”“ほめる”というエピソードの数々。コロナ禍の厳しい世界を生きていくヒントが詰まっているような気がして興味深かった。(関龍市朗)

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