【阪神】藤浪晋太郎、救援起用で新境地 コロナ禍で急造の「勝利の方程式」入りも…担当記者が見た(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

阪神の藤浪晋太郎投手(26)が26、27日のヤクルト戦(神宮)で1年目以来7年ぶりの救援マウンドに上がった。コロナ禍でブルペン事情が苦しい中、急造の「勝利の方程式」の一角に光明が差す。阪神担当の小松真也キャップがそのリリーフ適性を「見た」。

 “コロナショック”に揺れる阪神にとっては、29日の中日戦(甲子園)から始まる13連戦は厳しい戦いだ。矢野監督は「目の前の試合をどう戦うかというところが俺らのやれること」と悲壮な決意を明かす。25日に5選手の新型コロナウイルス感染が判明し、濃厚接触者などを含めて計20人の1、2軍入れ替えを実施。特にブルペン陣は岩崎、岩貞ら5選手が離脱した。苦しい台所事情の中、新たな勝利の方程式の一角には藤浪が適任ではないかと考える。

 背番号19は代替指名選手として緊急昇格し、26日は2回2安打1失点。敗戦投手にこそなったが、13年4月7日の広島戦(マツダ)以来のリリーフ登板とは思えないマウンドさばきを見せた。さらに翌27日にはプロ8年目で初の連投をこなし、1回1安打無失点。右腕は元来、肩肘の強さやスタミナを自負しており、150キロ超の剛球や140キロ台のフォークも、奪三振力が求められるリリーバーとして適性は高い。球場のムードを一変させる雰囲気も持ち合わせる。

 首位・巨人に12・5ゲーム差と絶体絶命な状況に、さらなる追い打ちをかけたコロナ禍。藤浪は今季先発では2年ぶりの1勝のみと十分な結果を残せていないが、救援起用が新境地を切り開き、本来のポジションに戻った際にもプラスに働く可能性は十分にある。チームにとっても、“けがの功名”になることを期待する。

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