『つかみどころのない力士』正代が初優勝&“大関昇進”王手!10連勝の朝乃山を止めた「裏返し」圧勝(中日スポーツ)

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出典元:中日スポーツ

◇26日 大相撲秋場所14日目(東京・両国国技館)

 一片の迷いもなく、関脇正代(28)=時津風=は一途に前へ。大関朝乃山(26)=高砂=は反り返りながら必死で残そうとするが、そうはさせない。これがとどめとばかりに右からズドンと押し倒し、初優勝へ王手をかけた。

 「立ち合いで当たり勝ったんで。止まったらまわしを取られると思って前に出ました」。朝乃山の背中にべっとりと砂をつける圧勝。「裏返しだ!」。半沢直樹が見ていたならば、そう叫んだに違いない。2敗の単独トップで挑む千秋楽。翔猿に勝てば優勝だけじゃなく、大関昇進も濃厚となる大一番が待っている。

 正代とは本当につかみどころのない力士だ。東農大2年で学生横綱になったかと思えば、付け出しに必要な主要タイトルが取れず、大器だったが前相撲から初土俵。プロ入りすると史上3位タイの11場所で新入幕、史上2位タイのスピードで新関脇。かと思えばすぐに落ちて3年間も平幕をウロウロした。

 それが初場所と7月場所で千秋楽まで優勝を争い、緊張しいのネガティブ男が「優勝争いを何回か経験して、気持ちの持っていき方が分かってきた」と変わった。「未完の大器」か、はたまた「大器晩成」か、はっきりしなかった11月には29歳となるアラサーに今は「覚醒」という言葉がよく似合う。

 そんな正代を心配そうに見てきたのが、師匠の時津風親方(元幕内時津海)だった。初場所で優勝を争ったときは早々にタイを準備。そのタイは場所後に「タイ蒸し」になってみんなの胃袋へ消えたという。

 その師匠は今場所前にコロナ対策のガイドライン違反で謹慎中だが、タイは部屋関係者が正代に分からないようにこっそり用意し、優勝の本格的な準備も正代が千秋楽の取組に向かってから始める。

 昇進問題を預かる審判部の高田川副部長(元関脇安芸乃島)は「馬力がついたのが分かる。迷いなく真っ向勝負。小細工なく好感が持てる」と千秋楽に部内で大関昇進に関する臨時会議を開くとした。

 優勝制度ができた1909年夏場所以降で初となる熊本出身力士の初優勝。そして大関へ。人間は変われるんだと、ここで証明してみせる。

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『キングカズ』こと三浦知良選手が所属する

Jリーグチーム【横浜FC】

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