関本賢太郎氏 阪神よ、まずは5ゲーム差縮めて巨人焦らせろ! 糸原らの好走塁に光あり(スポニチアネックス)

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出典元:スポニチアネックス

◇セ・リーグ 阪神11-0巨人(2020年9月17日 東京ドーム)

 【関本賢太郎 視点】10・5ゲーム差をいきなりひっくり返すのは並大抵のことではないですが、まずは5ゲーム差に縮めることを目指すべきです。ここから逆転するには巨人の動揺、焦りを誘うようにしなければなりません。現状では状態が良くない坂本、岡本を休ませる余裕もありますが、仮に5ゲーム差ぐらいまでに詰めていけば巨人の戦い方そのものが変わってくるはずです。メディアも騒々しくなりますし、何より阪神に勢いが生まれることで、戦局は大きく動くでしょう。

 それを可能にするのが、この日に見せた数々の好走塁です。9回の荒木は三塁手の一塁送球間に生還しました。2回の糸原は丸のカットへの返球がそれるのを見たからではなく「ミスがあるのでは」という準備があったからこそ生還できました。9回1死満塁で江越の右中間に飛んだ中犠飛では、一塁走者・小幡が二塁へ進塁しました。巨人の守備隊形はセオリーではない三塁送球へのラインをつくりましたが、瞬時にその隙をついたのが小幡でした。2年目でありながら1軍出場を続けているだけあり「さすが」の内容だったと思います。

 巨人に勝つことが全てでないにせよ、私の現役時代は知らず知らずのうちに巨人戦から逆算して打ち込みの量を増やすこともありました。原監督はかつて選手に向けて「甲子園で躍動してこそ巨人軍の選手だ」とハッパをかけたそうです。同じことは、タイガースの選手にも当てはまります。次回は10月2日からの甲子園4連戦。「何としてもやってやる」という思いを持って、伝統の一戦に臨んでほしいと思います。

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