阿炎、新婚生活召し上げ!部屋で師匠の監督下に、キャバクラ夜遊びで異例の処分(サンケイスポーツ)

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日本相撲協会は6日、東京・墨田区の両国国技館で定例理事会を開き、新型コロナウイルス禍の状況で外出して会食し、7月場所を途中休場した東前頭5枚目阿炎(あび、26)に「出場停止3場所」と「5カ月の報酬減額50%」の懲戒処分を決定。提出されていた引退届は受理せず、預かりのままとした。現役継続に向けて厳しい3条件が課されたが、阿炎の土俵人生は“徳俵”で踏みとどまった。

 理事会に先んじて阿炎が1日に提出していた「引退届」が、結果的に自らを救った。約2時間半に及んだ理事会では、阿炎の引退届を預かりのままとする極めて異例の判断が下された。

 事実関係の調査と処分意見を委嘱された協会のコンプライアンス委員会の答申などによると、阿炎は不要不急の外出自粛を求める新型コロナウイルスの対応ガイドラインに反し、場所前の7月7日前後と17日、7月場所中の20日、24日の4度にわたり、「夜の店」とされる接待を伴うキャバクラで遊興を繰り返した。

 阿炎は当初の調査に会食は2度と答え、「24日は行っていない」などと虚偽の報告をし、同席した幕下力士の極芯道(ごくしんどう、24)に口裏合わせを働きかけた。コンプライアンス委はこうした行為に厳しく言及したが、師匠の錣山(しころやま)親方(57)=元関脇寺尾=を通じて引退届を提出したことを「ことの重大性を認識し、反省、悔悟の様子を見せ始めていると評価できる」と、八角理事長(57)=元横綱北勝海=への答申では救済の余地を残した。

 阿炎はかつて自身のインスタグラムに不謹慎な投稿を行い、2月にはSNS(会員制交流サイト)に関する協会の研修会で「爆睡していた」などと発言。協会から2度の厳重注意を受けた。この日、理事会に呼ばれた阿炎は「自分の考えが甘かった。戻りたい気持ちはある」と釈明した。

 理事会も紛糾した。協会関係者によると、引退届について「ウイルス感染を甘く見ている。(協会に)残す余地はない。受理するべき」との意見と、「受理せずに(処分を)重くすべき」に分かれ、多数決の末に預かりとなった。これによりコンプライアンス委が「出場停止2場所」とした処分意見は「3場所」へ改められ、幕下以下へ転落する見通しとなった。

 協会はこの日、全協会員に改めて夜の接待を伴う店への入店禁止を通達。阿炎と極芯道については当面、日常生活に支障のある場合を除いて外出禁止とした。その上で、協会へとどまる条件として〔1〕今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には預かっている引退届を受理する〔2〕それを了承する旨の誓約書の提出〔3〕住居を錣山部屋(東京・江東区)へ移し、師匠の直接的な監督下に入る-の3点を課した。

 阿炎は6月下旬に3歳年下の一般女性と結婚し、東京都内で同居していることを公表した。だが、芝田山広報部長(57)=元横綱大乃国=は「報酬減額(期間)があり、3場所出場停止もある。最低でも半年間は部屋の管理で教育してもらわないと。結婚しているとかそういう問題じゃない」と“強制別居”の意味を強調した。

 土俵際で救われた力士生命だが、不適切な言動は3度を数える。阿炎にとっては、まさに温情となる“仏の顔も4度”。もう「取り直し」はきかない。

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