阪神・ボーアが初G倒弾!初3連勝、開幕3連敗の借り返した(サンケイスポーツ)

出典元:サンケイスポーツ

特大アーチで今季初G倒だ! 阪神は甲子園開幕となった巨人戦に2-1で勝利し、初の3連勝。ジャスティン・ボーア内野手(32)が0-0の七回に、千金の3号2ランを放った。開幕カードでの3連敗の借りを返す勝利で、勢いはさらに加速。10日のDeNA戦から、いよいよファンが甲子園に帰ってくる!!

 まばゆいカクテル光線に照らされ、白球がぐんぐん伸びた。雨に焦らされた、待望の甲子園開幕戦。試合の均衡をぶち破ったのは頼もしい助っ人の一撃だ。ボーアが先制の3号2ラン! 来日初のヒーローインタビューで、力強く叫んだ。

 「アリガトウゴザイマス!! ガルシアたち、ピッチャーがすごくいい投球をしてくれていた。みんないい試合をしていたので、勝ててよかった」

 0-0の七回だ。先頭の大山がしぶとく右前に運び、無死一塁。1ボールからメルセデスの127キロスライダーを振り切った。公式戦本拠地初アーチはバックスクリーン右に飛び込む超特大弾。ベンチに凱旋したB砲渾身の“ファイアボール”が甲子園に響き渡った。

 難敵を打ち崩す一発だった。阪神は巨人先発のメルセデスと過去6度対戦し、一度も土をつけたことがない。この日も六回までに喫した三振は8個。ボーアも第1打席は3球三振だったが「切り替えて、しっかりポジティブになった結果だね」。虎が初めて浴びせた一発が試合を決めた。

 一、二回は慣れない黒土で失策を記録も、決して下は向かない。5日の広島戦(マツダ)での満塁弾に続く2試合連続の決勝打。さらに来日1号に続いて、打率・118(17打数2安打)の左腕から打った。大事な局面では数字など関係ない。開幕カードで屈辱の3連敗、自身も12タコを喫した巨人に、4戦目できっちり借りを返した。

 開幕から5カード連続ビジターを終え、自宅で家族と過ごす時間はもちろん癒やしとなったが、もうひとつの“家”は甲子園だ。「自分のロッカーを見たり、いつもの風景を見て、家に戻ってきたと。いい雰囲気で試合に臨めたね」。来日1年目ながらすっかり虎の一員となった大砲は、場内に流れた自身のヒッティングマーチにも「すごい好きだね。ファンから力をもらえるよ」とニッコリ。3試合連続の雨天中止を経て、初めて臨んだ甲子園での公式戦は忘れられないものになった。

 今季初の3連勝。矢野監督も「甲子園の開幕、ジャイアンツ戦で特別な1勝になりました」と目を細めた。10日からはいよいよ、甲子園にファン(5000人)も入る。「やっぱり見てもらうからこそできるプレーとか相乗効果っていうのは出てくる。またあす新たな第一歩を踏み出したいなと思います」と気合を入れれば、甲子園で虎党の声援を聞くのは初体験となるボーアも、声を弾ませた。

 「やっぱりファンの皆さんが球場に来てくださって応援してくれるのはうれしいね。チームもいいムードなので、これからも勝っていきたいね」

 勢いに乗る虎をファンの声援が後押しする。もう怖いものはない。大好きな甲子園で、ボーアが再びヒーローになる。(原田遼太郎)

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