巨人6000勝の軌跡~5800勝 坂本勇人が先制アーチ 14安打で快勝(スポーツ報知)

出典元:スポーツ報知

巨人が6月19日の阪神との開幕戦(東京ドーム)に勝利し、球団通算6000勝を達成した。

 スポーツ報知では、「巨人6000勝の軌跡」と題して、1000勝から100勝ごとの節目勝利を、当時の記事で振り返る。

 * * *

 巨人が今季最多、毎回の14安打で快勝した。初回に坂本勇がバックスクリーンに運ぶ4号ソロで先制すると、4回は石川が左前適時打。5回に適時打したマギーが、9回には日本球界初の4安打目となる2点二塁打を放って勝負を決めた。セ・リーグは首位に立った阪神から3位・巨人まで1・5ゲーム差の大混戦だ。 

◆巨人6―1中日(2017年5月6日・ナゴヤドーム)〔勝〕田口5試合3勝〔敗〕大野6試合3敗〔本〕坂本勇4号(大野・1回)

 快音ではない。坂本勇のバットが残したのは、ボールを破壊するような鈍い音だった。

 「ファーストストライクをしっかりと、ひと振りで捉えられました。(本塁打になるか)どうかなあと思ったんですけど、先に点を取れてよかったです」

 試合開始から、わずか3分後だった。初回2死。大野の低め直球を押し返した打球は、バックスクリーンへと消えた。2試合ぶりの先制4号ソロは、今季4度目となるV打。

 高橋監督は「『ヨーイドン』で、すごいホームランを打ってくれたね。先に点を取れたことで、有利に試合を進めることができた」と感謝した。

 まさに黄金週間だ。2日のDeNA戦(東京D)で開幕戦以来となる2号バックスクリーン弾をかっ飛ばすなど、ゴールデンウィークに合わせて調子が急上昇。4月29日からの7試合で25打数13安打、3本塁打と打ちまくっている。

 9回先頭では中前打を放ち、ダメ押しの足がかりを作った。打率は驚異の3割8分3厘。

 「たまたまです。謙虚に、これからもセンター返しを心がけて頑張ります」と控えめながらも、「タイミングはいい感じで打てています」と手応えを口にした。

 打撃を支えているのは、徹底したコンディション管理だ。チームのトレーナーは「あそこまでこだわるのも、時間をかけるのも、勇人くらい」と証言する。

 試合後に受けるマッサージでは、指圧の強弱だけでなく、指で押してもらう角度や方向にいたるまで細かく注文し、極力疲労を残さないよう工夫している。

 さらに、個人的に通う治療院や他球団の選手から教わった体のメンテナンス方法など、独自でも情報収集して持ち込み、実際に試しているという。

 「ちょっと調べれば自分でも分かることは多いので。万全の状態で試合に出られるようにするのは当たり前のこと。打つ、打たない以前の問題」

 15年と16年は持病の腰痛やふくらはぎ痛の影響でフル出場できず、チームもV逸した。責任を痛感しているからこそ、日々のケアにも熱がこもる。

 阪神・広島とのゲーム差は1・5。指揮官は「(坂本は)ずっといいんでね、上がったかどうかわからないけど。ずっと良い状態でチームを引っ張ってくれている」と、称賛しつつ今後にも期待した。奪首のキーマンは、背番号6だ。(尾形 圭亮)

【広告】

最大55,000円も

お得!





コメントは受け付けていません。