【清水】岩下潤ユース新監督の指導哲学「目の前の相手にどう勝つか考えさせ、行動させる」(スポーツ報知)

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今年から清水エスパルスユース(高校年代)監督に岩下潤氏(47)が就任した。昨年まで同ジュニアユース(中学年代)の指揮を執り、16年には3冠(プレミア杯、日本クラブユース、全日本ユース)を達成。トップ昇格したU―23日本代表DF立田悠悟(21)、FW川本梨誉(18)らを中学3年間教えた。勝負の場を変えた名将が、指導論や今後の取り組みについて語った。(取材・構成=山田 豊)

 ―チームは新型コロナウイルスの影響で活動休止中。

 「選手は実家に帰しているので、ウェブなどを活用して自宅でできる練習を課している」

 ―ユース監督就任の経緯を教えてください。

 「平岡宏章前監督(50)がトップコーチに就任することになり話をもらった。挑戦したいと思い、受けた」

 ―高校年代での指導で意識することはありますか?

 「ユースになるとさらにスピードが速くなり、相手もシステムでやってくることもあり、引き出しを増やす必要がある。ただ、ベースはジュニアユース(JY)のときと変わらない。目の前の相手を倒す判断や選択肢を考えて自分から行動してほしい」

 ―JY監督時代は同じ学年を3年間通してみる持ち上がり。今後は3学年を同時にみることになり、伝えるべきことも変わってくると思います。

 「ユースではコーチと一緒に、話をしながら良い方向に持って行く。そしてトップチームの主力を増やすことが願い。トップに上がるために、自分が何を頑張るか示すのが大事。トップ以外の進路も出てくる。成長して清水に戻ってこいということも伝えたい」

 ―JY監督時代、3年間指導した立田と川本がトップでプレー。MF石毛秀樹(25)、元日本代表FW北川航也(23)=ラピッド・ウィーン=の指導にも、一時携わったそうですね。

 「トップに上がった選手は幼いころから違うものを持っている。立田は背も飛び抜けて大きかったわけじゃないけど、負けず嫌い。(川本)梨誉に必要なプレーを整理させたら面白いプレーができた。石毛は小さいけれどボールを扱うのが得意で、北川はスピードがあった。いまの子はみんな平均値は高いけれど、際だったものがない。個を削らず、ベースを上げるのが大事」

 ―16年には12年のG大阪JYに続く史上2クラブ目の中学年代での3冠を達成。得たことはありますか?

 「中2まで関東や関西のチームに当たり負けしていた。背で負けても、腰やバランスで勝つなど体作りに力を入れた。食事の意識を変えるなど今のベースにつながる学年だった。どんどん走って、筋トレするのではなく、自分の体を自由に動かす意識をもたせた。体の姿勢など意識して取り組めた選手は身体操作性が高まった」

 ―指導哲学は?

 「個人、目の前の相手にどう勝つかを考えている。ボールがないときの準備を含め、タイミングや選択肢で相手を打ち負かせるのがサッカーの楽しさ。相手のシステム以前にまずは個人能力がベース。経験上、全体がうまくいくように教えるより、個人にアプローチする方がやれることが増えることがわかった」

 ―昨年、ユースはプレミアリーグEASTで4位。Jユース杯とクラブ選手権では8強。開催はまだ不透明ですが、目標はありますか?

 「当然やるからにはプレミアなどタイトルを目指さないといけないし、優勝したいと思えないとどんな選手も上に行けない」

 ◆岩下 潤(いわした・じゅん)1973年4月8日、静岡県生まれ。47歳。東海大一高(現東海大静岡翔洋)から清水加入。神戸、ジャトコTTを経て02年に清水ユースコーチ就任。その後、同ジュニアユース監督などを経験し今年初めてユース監督になった。

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