ロッテ・佐々木朗、憧れはイチローさん「結果で全てを語る姿がカッコいい」(サンケイスポーツ)

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ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18)=大船渡高=が23日、球団公式インスタグラムの「Q&A」企画に寄せられたファンからの質問に回答し、憧れの人物として昨年現役を引退したイチロー氏(46)=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター=を挙げた。昨秋のドラフト会議で4球団競合の末にロッテ入りした最速163キロ右腕は「結果で全てを語る姿がカッコいい」と説明。さらにロッテとの知られざる“縁”も明かした。

 結果が全て-。自身の野球哲学を表すような回答だった。ファンから寄せられた「尊敬する人を教えてください」との質問に、佐々木は日米通算4367安打を記録したレジェンドの名前を迷いなく明かした。

 「イチローさんです。リスペクトしています」

 東北出身の選手らしく、入団記者会見などでは元楽天の田中将大(現ヤンキース)を「目標の投手」としていたが、今回「尊敬する人」に挙げたのはイチロー氏。公の場ではほとんどしてこなかった“告白”だが、その心は「結果を出して周囲を黙らせてしまう。結果で全てを語る姿がカッコいいですし、憧れます」というものだった。

 井口監督らが務めてきた球団インスタグラムの「Q&A」企画。満を持して初登場となった佐々木には1081件もの質問が届いた。今回は54問に回答。真っ先に答えたのが、このイチロー氏に関するもので、イチロー氏への「憧れ」や「結果」へのこだわりが人一倍強いことが、そこからもうかがえた。

 イチロー氏の現役最後の試合となった昨年3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)もテレビで観戦したといい「ずっとヒットを打ってほしいと期待をして見ていました」。そんな憧れの人が活躍したメジャーの舞台は「しっかり日本で頑張ってからの目標」。日本で「結果」を出せば、その夢も現実になる。

 昨秋のドラフト会議で4球団競合の末にロッテに入団した佐々木だが、実は不思議な縁があったことも明かした。ロッテが日本一に輝いた2010年、当時小学生だった佐々木は故郷・岩手から千葉を訪れた際、本拠地の千葉マリンスタジアム(現ZOZOマリン)を見学していたのだという。

 「グッズショップで、西岡剛さん(当時ロッテ)のサインボールを買ったのを覚えています。あの時はプロなんて思ってもいなかったので、何か不思議な感覚があります」。翌11年の東日本大震災で被災し、そのボールは津波で流されてしまったが「思い出は、心の中にしっかりと残っています」と力を込めた。

 佐々木はこの日、その本拠地でキャッチボールなどを行い、3時間汗を流した。新型コロナウイルスの感染拡大で延期された公式戦開幕は6月19日が有力。プロ1年目から思わぬ事態に直面した令和の怪物は、不屈の闘志で「結果」を追い求める。(石井孝尚)

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