【オークス】リリーピュアハート、6分の2の抽選突破 出走馬唯一の2400メートル経験の強み生かす(スポーツ報知)

◆第81回オークス・G1(5月24日・芝2400メートル、東京競馬場)

 第81回オークス(24日、東京)の出走馬と枠順が21日、確定した。6分の2の抽選を突破したうちの1頭が、同じ舞台のゆりかもめ賞を勝っているディープインパクト産駒のリリーピュアハート。2頭出しとなった藤原英厩舎のミヤマザクラに負けず劣らずの素質馬だ。

 藤原英厩舎のもう1頭、リリーピュアハートは6枠11番から樫の女王を目指す。「抽選も勝負なんでね。後は祐一(福永)の運にかかっているんじゃないか」と藤原英調教師が事前に言っていたが、6分の2の抽選を見事に突破してみせた。

 2走前、同じ舞台(ゆりかもめ賞)で牡馬相手に勝利。まして2400メートルの経験があるのがメンバー中、同馬だけだ。早くからオークスを目標に調整され、前走の忘れな草賞でも1・9倍の断然人気に推されたが、3着に敗れた。「(稍重)馬場に泣かされたね。本当にストライドがきれいな馬だから。勝った馬(ウインマイティー)はゴールドシップ産駒。そこらへんの適性の差も出たのかな」と同調教師は分析する。

 この中間は、攻めるというよりは体調を整えることに主眼を置いた。最終追い切りは福永が騎乗し、栗東・坂路を単走で53秒5―12秒8。藤原英師は「まだ成長段階なので、ストレスをかけないように。競馬に行けば能力を発揮してくれるはず」と信頼を寄せる。

 未勝利Vからコンビを組み続ける福永は、04年ダイワエルシエーロ、05年シーザリオ、07年ローブデコルテとオークス3勝を数える心強いパートナーだ。トレーナーは「本当にこの馬に関しては、将来的に長い距離で牡馬相手に勝ち負けできると確信しているので、大事に育てていきたい。もちろん現状でもいいパフォーマンスができると思う」と力強い。抽選突破からのVへ―。侮れなくなってきた。(玉木 宏征)

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