【オークス】キーマンズトーク・デゼル 友道康夫調教師(サンケイスポーツ)

牝馬クラシック第2弾「第81回オークス」(東京、GI、芝2400メートル)で、デゼルが“史上初”に挑む。キャリア3戦目での優勝は過去になく、スイートピーSの勝ちっぷりからすれば可能性は十分。無敗桜花賞馬デアリングタクトという大敵はいるが、ダービー2勝の友道康夫調教師(56)は牝馬クラシック初制覇+快挙へ力を込める。

 --阪神のデビュー戦を勝って、2戦目はトライアルのスイートピーSに参戦した

 友道康夫調教師「初めての東京輸送だったので心配なところはあったけど、まったく関係ないような脚を使ってくれたね」

 --スローペースになったが、その末脚は驚異的な上がり3F32秒5

 「ジョッキーがGOサインを出してからの反応が素晴らしかったね。デビュー戦はゲートの出が悪かったけど、前走はしっかりと出て、道中の折り合いもついていた。思っていた以上の内容で、1戦使っての学習能力の高さを感じた」

 --父がディープインパクトで、母が仏オークスなどGI2勝のアヴニールセルタンという超良血。ただ、1歳夏の骨折などがあり、デビューが3月15日までズレ込んだ

 「デビュー前から3歳の秋には良くなるだろうと思っていたが、仏オークス馬の娘で日本のオークスを勝ちたいと思っていたから、何とか春に間に合ったのはうれしい」

 --スイートピーSから中2週と間隔はあまりない

 「前走後のダメージが少なかったのが良かった。さすがに1週前の追い切りは水曜(13日)だと間隔が詰まっているので、左回りでできるということもあり、日曜(17日)にCWコースで追った。前の2頭を追いかけて最先着、時計(6F82秒3、ラスト1F11秒7)も優秀だったし、いい動きだった」

 --20日の最終追い切りは坂路で単走

 「17日のけいこで体もできあがっているし、東京への輸送もあるので、4F54~55秒台を馬なりでと指示した。予定どおりで、動きも良かった。状態は万全だ」

 --デビューから2戦はともに1800メートル。他馬同様に、やはり2400メートルへの延長がカギ

 「血統面からの心配はないし、前2走ではムキになるところはなく折り合いもついていた。距離はもつと思う」

 --2回続けて、レーン騎手が手綱を取るのも心強い

 「彼が乗るのも、距離がもつと思う要因のひとつだ。レースでは特に指示を出すことはない。ジョッキーに任せようと思っている」

 --無敗の桜花賞馬が立ちはだかる

 「初めてのGI挑戦だし、桜花賞馬(デアリングタクト)だけではなく、すべての馬が気になる。ただ、オンとオフがはっきりしているところが長所で、デビューから追い切るごとに状態が良くなっている。条件はキツくなるが右肩上がりが続いているので、どこまでやれるか楽しみだ」

 ともみち・やすお 1963年8月11日生まれ。兵庫県出身。89年に浅見国一厩舎の厩務員としてキャリアをスタート。松田国厩舎で調教助手となり、2001年に調教師免許を取得。02年に開業し、05年朝日チャレンジCで重賞初V、08年天皇賞・春でGI初制覇。昨年の菊花賞を制し、“牡馬クラシック3冠トレーナー”となった。今年は23勝をマークし、全国リーディングトップを快走中。先週までJRA通算542勝(うち重賞43勝)をあげている。(夕刊フジ)

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