【シュミットのベルギー便り】1年目から印象に残れたことはうれしい…サポーターが選ぶ年間MVP最終候補5人に残る(スポーツ報知)

出典元:チームは活動休止中。自宅でトレーニングするシュミット(本人提供)

J1仙台から欧州へ羽ばたいた日本代表GKシュミット・ダニエル(28)=シントトロイデン=が近況を寄稿する「シュミットのベルギー便り」の第8回目。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、リーグは最終戦を残して中断中で、シーズン打ち切りの判断は現在検討中となっている。国内でも多くの感染者、犠牲者が出る中、チームの選手たちは4月の報酬の一部を寄付するなどサポート。シュミットも一日も早い収束を願い、できる準備を尽くしている。

 シントトロイデンGKのシュミット・ダニエルです。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で現在もチームは活動休止中。僕も主に自宅で自主トレーニングをしながら調整をしています。4月はシントトロイデンのサポーターが選ぶ年間MVPの発表がありました。最終5人の中に元鹿島FWの鈴木優磨選手と共に残りました。MVPには選ばれませんでしたが(地元出身FWウォーク・ヤンセンス選手がMVP)、1年目からサポーターの方々の印象に残れたことはうれしく思います。

 今季はリーグ20試合に出場し、経験を積むことができました。個人的なベストゲームは11月30日のアウェー・ゲンク戦(2〇1)。マーク・ブレイス前監督が解任となった後の初戦でチームは難しい状況の中でしたが、昨季王者とのリンブルフ州ダービーで逆転勝ちすることができました。前半9分に先制点を許しましたが、同17分、40分に得点し逆転。自分自身も1点リードで迎えた後半、相手に流れを渡さない勝利につながるセービングを見せれた試合だったと思います。

 現在リーグは最終節を残しています。4月のはじめに一度シーズン終了で合意しましたが、その後、欧州サッカー連盟(UEFA)から「(終了の決定は)時期尚早である」と加盟する全協会にシーズン再開を目指すように要請があり、再開するかどうか再検討中。ベルギー政府は、8月31日まで大規模なイベントの開催の禁止を決定しており、難しい状況は続きそうです。

 僕が住むシントトロイデンの町でも多くの感染者が出ています。救急車の走る音がよく聞こえるようになりました。医療関係者の方々は町の危機を救うため、一生懸命、寝る間も惜しんで力を尽くしてくださっています。クラブと選手たちが話し合い、4月の報酬を減額し、それを全額医療機関に寄付することになりました。医療用マスク、医療用ガウンなどの製作費用に充てられる予定です。チームとしても少しでも力添えできればという思いです。

 ベルギーでは政府のやってはいけないと決めた事は一切やらないという感じで、飲食店などのお店もすぐに閉鎖という感じになりました。日本では自分の判断に行動がゆだねられる部分が大きいと思います。できるだけ感染リスクを減らす行動をしてほしいです。1日も早く収束させて、また普段の日常を取り戻せるようにみんなで頑張っていきましょう。(シントトロイデンGK)

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