【サッカーコラム】カズの登場はいつになるのか…最年長記録を大幅に更新する日を待つ(サンケイスポーツ)

出典元:左から神戸・イニエスタ、横浜FC・三浦知良

【No Ball、No Life】2月21日。2020年のJリーグが開幕した。東京五輪開催に伴い、Jリーグ史上、もっとも早い開幕戦は、湘南-浦和(BMWス)の1試合だけの金曜日開催。浦和が3-2で勝った。

 さかのぼること1週間前。Jリーグの開幕を告げるイベント、「キックオフ・カンファレンス」が東京・六本木で開かれた。J1の18チームの監督と選手代表1人が集結し、開幕戦に向けた意気込みなどを熱く語った。

 13年ぶりにJ1に昇格した横浜FCの選手代表は、カズこと元日本代表FW三浦知良(52)だった。他の選手がランニング用のシューズを着用するなか、一人だけスパイクシューズで登場し「みんなスパイクで来るんだと思っていた。恥ずかしいね」と照れ笑いを浮かべたカズ。開幕戦の相手、神戸の代表選手、元スペイン代表MFイニエスタ(35)とともに登壇したカズは、絶妙なトークを披露した。

 「イニエスタとここにいることを感謝したい。彼は、ぼくが神戸に在籍していたことも知っていた。今度、『神戸で食事でも行きましょう』って誘われたよ」

 カズの表情は、まるで少年のようだった。これに対し“スペインの至宝”の異名をとったイニエスタも「カズさんと試合ができることは楽しみ。カズさんにとって、今シーズンがいいシーズンになるように祈っています」と語った。

 今月26日に53歳のとなったカズだが、その存在感は増すばかり。同年代の男性にすれば、日本サッカー最高峰の舞台にカズが立つことのすごさ、偉大さを肌で感じるはず。10秒間の全力疾走でさえ、無理な年代だ。

 J1でどんなプレーを見せたいか、という質問にカズは、こうも言い切った。「J1でもJ2でも、自分は何も変わらない。今まで通り、ピッチで全力を尽くすためにやるだけだ」。

 かつて、カズにサッカーを続けられる理由を聞いたことがあった。すると「16歳のころと今の自分を比べると、サッカーがうまくなりたいという気持ちは、変わっていない。むしろ、大きくなっているような気がする」と返答。カズのサッカーを愛する気持ちや、謙虚に努力する姿勢には頭が下がる。

 カズは23日のアウェー神戸との開幕戦は、ベンチ外になった。カズの登場はいつになるのか。出場やゴール、すべてのプレーで最年長記録を大幅に更新する。その日を楽しみに待ちたい。(宇賀神隆)

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