ヤンキース・田中を徹底分析、ブレーク新投手コーチの指導法に注目(サンケイスポーツ)

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【球界ここだけの話】ヤンキースの春季キャンプ、田中将大投手(31)の今季初ブルペンはとても興味深かった。バッテリー間には、球の回転数などを計測するラプソード、マウンドの後ろには三脚付きのカメラが2台、選手のすぐ近くにはタブレットも設置され、投手がその都度データや映像などを確認できるようになっていた。ブルペンでは田中も30球投げた間に2回タブレットで数字など確認。過去にもデータや分析情報を使うことはあったが、ここまで徹底したのは初。その裏にはマット・ブレーク新投手コーチの狙いがあった。

 ヤンキースは今季オフにブレーク氏を採用。昨季までインディアンスの投手育成担当を務めていたが、投手コーチの経験はない。名門ヤ軍での採用は大抜擢(ばってき)だ。ブレーク投手コーチはカメラや計測機器を使って収集した数値を分析し選手を育てることで知られている。オールスター選出経験のあるレッズのトレバー・バウアー投手は自身のツイッターで「素晴らしく、賢い人で、投球、選手の育成に関してよく理解している」とつづっていた。

 ブレーク氏の手法は「3つのエリア」で構成されていた。1つはボディー、デリバリー、メカニック。2つ目はボールの動き。3つめは結果、つまり制球や打者の反応を指す。この3カ条をカメラやラプソードの情報をサポート役として使うことで投手がより集中できるという。田中のブルペンを例にすると「カットボールが良かったといっていたから、3つのエリアから分析して一緒に復習をすることで田中も自信を持って安定した投球ができる」と解説。つまりデータを上手に使うことで自分の特徴をより理解することができ、それが結果つながるのだ。

 常にデータを記録しておくことでさまざまなケースに対応できるメリットもある。

 田中は昨季、スプリットの落ちが悪く球の握り方を修正するなど苦戦した時期があった。

 「去年は打者の手前で球が落ちない期間があった。そういう時にデータは手助けになる。ターゲットを定めてそこに合った球を投げたときに記録すること。指、球、回転数など理想の球を投げたときの細かいデータ。逆に落ちなかった球の数値も収集し、良かったときと比べる。悪い球をよく勉強することで、良い球の投げ方がより明確に見えてくる。常に撮影し情報を保存することで、悪かった後に、データを集め修正をするという後追いをする必要がない」

 調子が悪くなって研究を始めても意味がない、常に撮影をすることで全体像がみえてくる。データ収集と聞くと難しい印象があったが、実はすごく根本的なやり方だったのだ。

 田中も「自分の感覚としてはこれがよかったけど、本当の結果が数字で見える。感覚と数字が一致しているかチェックしやすいというか、抽象的じゃなくて、はっきりわかるから活用したい」と話している。

 試合の中でどう生かされるかも注目だ。ブレーク氏は投手コーチ未経験。最終的に球を投げるのは投手で情報だけに頼れない部分もある。

 「データに集中してマウンドで結果がでなかったら意味がない。情報はあくまで選手がいかに気持ちよく自信をもって投げられるかの手助けをするツール。常に使う必要はないし、興味のあるエリアがあればもっと掘り下げた情報を教える。そのためにより多くの情報を収集して選手のサポートをしていきたい」

 分析データとテクノロジーを使い、ヤンキースを世界一に導くことができるか、楽しみだ。(竹濱江利子通信員)

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