ヤクルトD1位・奥川、燕カラーグラブで大安始動!終始にこやかに“初投げ”46球(サンケイスポーツ)

出典元:ヤクルトの施設で初めて投げた奥川。その左手には、ネイビーと赤のグラブがあった (撮影・加藤圭祐)

ヤクルトのドラフト1位・奥川恭伸投手(18)=石川・星稜高=が6日、初めて埼玉・戸田球場を使い、キャッチボールなど軽いトレーニングを行った。最速154キロ右腕は、ネイビーを基調に、ひもをレッドとした球団カラーの新たな試合用グラブも披露した。前日5日の入寮に続き、大安吉日だったこの日は、転入届を戸田市役所に提出。7日の新人合同自主トレ開始を前に、グラウンド内外で準備を整えた。

 グラブとボールを持った奥川は、少年のように笑みが絶えなかった。同期入団の5選手とコミュニケーションをとりながら、初めて球団施設で体を動かした。高揚する気持ちを抑えながら、7日に始まる新人合同自主トレを見据えた。

 「きょうはそこまで動いていないです。明日(7日)からなので。ちゃんと練習についていけるように」

 ランニングなどの後のキャッチボールでは、新調した試合用グラブを披露。ミズノ社製のグラブは型、大きさなどは高校時代と同じ一方、色はスワローズカラーのネイビーを基調に、ひもはレッドとした。高校では赤茶色や黒のグラブを使っていたが、「ヤクルトカラーはちょっと意識しました。赤はヤクルトの色なので。(ユニホームに)ラインが入っているじゃないですか」と明かし、自ら選んだものだ。背番号「11」が入ったソックスも履くなど、ついにヤクルトの一員になることを実感させる姿だった。

 大安のこの日は、午前に戸田市役所で転入届を提出。寮で「豚汁うどん」の昼食をとった後、戸田球場に足を踏み入れた。ドラフト3位右腕・杉山を相手にしたキャッチボールは46球を投げ、胸付近からボールがそれることはなかった。最大50メートルまで徐々に距離をとり、最後の10球は約18メートルの距離で指にかかったボールを投げ込んだ。本人は「全然力は入れていないですよ」と笑ったが、受けた杉山は「ソワソワしました。なんていったらいいんですかね…。今までに見たことのないボールでした」と目を丸くした。星稜高を昨夏の甲子園で準優勝に導いた実力の一端を見せた。

 その後は隣接の陸上トラックで杉山、同2位・吉田大喜、同4位・大西と400メートル走を2本。追加して一人で1000メートルを走った。「走るのは得意じゃないです」と言いながら、息を切らすことなく、広いストライドで疾走。さらに同期を相手にノックを打つなど、終始リラックスした表情だった。

 4月16日に19歳となるが、「ちょっとずつ背が伸びていて、まだ止まっていないです。184センチ。昨年の登録を見ると183センチだったので、昨年より1センチ伸びています」と明かした。7日の新人合同自主トレ初日は衣笠球団社長兼オーナー、小川ゼネラルマネジャー、高津新監督らフロント、首脳陣が視察予定。伸びしろもたっぷりの黄金ルーキーが最善の準備を整え、プロの一歩を踏み出す。

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