阪神・藤浪、悲壮20年の決意激白「クビ覚悟!」(サンケイスポーツ)

クビ覚悟で挑む! 阪神・藤浪晋太郎投手(25)が5日、兵庫・小野市内で野球教室(小野ボーイズ主催、ゼット社協賛)に参加した。近年は制球難に苦しみ、昨季はプロ入り後、初の0勝。3年連続で結果を残せなかったことから“クビ”という衝撃的な言葉を使い、悲壮な決意を明かした。もがいた日々はもう終わり。今年こそ、結果を出す!

 最高気温8度。肌を刺す寒さのなかでも、子どもたちと触れあっているときは純粋に野球を楽しむ少年に戻れた。だが、野球教室を終えてプロとしての意気込みを問われると、表情は一変。衝撃的な言葉を口にした。

 「ここ数年、ずっと成績が出ていない。勝負の年ですし、あとがないつもりで(やる)。毎年そうですけど結果、数字を出すしかないので」

 背水の陣-。ここまでなら昨年と同じ。だが、ここからが違った。

 「プロは何年も結果を出していないとクビになったり、トレードだったり、厳しい世界だと思っている。活躍できなかったらクビになるのが当然の世界。そういう覚悟を持って、危機感も持ちつつできたらと思います」

 大阪桐蔭高時代にはエースとして春夏連覇を達成し、4球団競合の末にD1位で阪神入り。1年目から3年連続で2桁勝利を挙げた若者は、ここまで覚悟を決めていた。

 無理もない。17年以降は制球難に苦しみ1、2軍を行き来するシーズンを送った。昨年の1軍登板は8月1日の中日戦(甲子園)だけ。4回1/3を4安打1失点も8四死球と大荒れし、初の0勝に終わった。年俸も16年の1億7000万円をピークに、6300万円まで下がった。今季はもう8年目。輝きを取り戻すなら、今季しかない。

 年末年始にはタレント・木梨憲武(57)らの食事会に参加。同席した中央競馬の第一人者、武豊騎手(50)や巨人・坂本から金言を授かった。「自分が発する言葉の大事さの話をしてもらいました。いい話をしてもらった。頑張らないといけない」。学んだのは、選んで口にする一つ一つの言葉の大切さ。矢野監督も日頃からその重要性を説く。大先輩らとの会話の詳細は明かさなかったが、“クビ”という強烈な言葉を使って、殻をブチ破る覚悟を示した。

 準備も整えつつある。今後は鳴尾浜や甲子園で調整し、キャンプ初日の2月1日に全力投球できる体を作っていく。「初日からブルペンでバリバリ投げられるようにしています。これ以上、早めようがないぐらいやっている。そういう意味では例年通りです」。1日目から矢野監督ら首脳陣に猛アピールしてみせる。

 3年連続で参加した野球教室では指導だけではなく、自らもベースランニングやシートノックで汗を流した。「楽しかったです。今シーズン、頑張ろうと思いました」。失うものは何もない。野球教室の最後で子どもたちに送った熱いエール。「野球が好きになったらどれだけしんどいことも、辛いことも耐えられるし、努力できる」。まるで自分に投げかけたような言葉。耐えてきた。努力した。今年こそ、その成果を見せるときだ。

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