
アメフト全日本大学選手権第7日(1日、万博記念競技場など)決勝の第74回甲子園ボウル(15日、甲子園)出場を争う東西の代表決定戦が行われ、西日本は関学大(関西2位)が立命大(関西1位)を21-10で破り、4年連続53度目の出場を決めた。
リーグ戦では勝ちながら代表決定戦で敗れる。2年前の悲劇が、またも立命大を襲った。
「あれだけ捕れるボールを落とし、ディフェンスでミスがあれば、負ける。気持ちを作って試合に臨んだが…」
古橋監督は唇をかみしめた。
前半から攻守ともに関学大の鋭い出足に圧倒された。38本のパスを投げ、15本を失敗。うち3本をインターセプトされて試合の流れを失った。エースQB荒木(4年)は「1戦目(前回の対戦)よりもディフェンスのラッシュが速く、重圧がきつかった。違うチームになれるのが関学大の強さ」と脱帽した。
古橋監督は今季で2年間の契約期間が終了。来季以降は未定としながらも「こんなふがいない監督は辞めた方がいいかもしれない」と4季連続で甲子園ボウル出場を逃した責任を背負い込んだ。