明大、完全V 25年ぶり早大と全勝対決に圧勝 箸本「やはりFWが強くないと」(スポーツ報知)

◆関東大学ラグビー 対抗戦 明大36―7早大(1日・秩父宮)

 25年ぶりの全勝対決となった伝統の一戦は明大が36―7で早大に圧勝し、21年ぶりに全勝で単独優勝を決めた。前半からスクラムで圧倒し、17分にロック箸本龍雅(3年)が先制トライ。後半2分と8分にはフッカー武井日向主将(4年)のトライで突き放した。早大は2位で、対抗戦の通算成績は明大の39勝54敗2分け。20年1月11日に国立競技場で決勝が行われる大学選手権の組み合わせも決まり、両校は21日の準々決勝から登場する。

 超満員の秩父宮、25年ぶりの全勝対決という最高の舞台で明大が強さを見せつけた。10―7の後半2分にゴール前のラックから、同8分には左ラインアウトからトライを重ねた。強みのFW戦で早大にダメージを与え、武井は「相手がメンタル的にあぁ、となったのが見えた」と、今週のテーマである「クラッシュ・ザ・メンタル」を実践できたことを確信した。

 試合開始からほぼ自陣に釘付けとなったが耐え、12分に最初のスクラム。5度組み直したすえに、コラプシングの反則を誘った。FWの平均体重は2キロ上回るだけだが、田中澄憲監督は「FWにこだわらなきゃ明治じゃなくなる。DNAみたいなもの」と受け継がれてきた武器を強調した。右ラインアウトから左に展開し、4人にタックルされながら仕留めた箸本は「やはりFWが強くないと」と、W杯で優勝した南アフリカを例に出した。

 将来の日本代表入りも期待される大器は、春から夏にかけて約10キロの減量と体脂肪率の約5%減に成功。106キロで体脂肪率15%の体に進化した。大好物のラーメンを週1回程度に控え「オフに食べたら頑張る」ことを心がけた。より俊敏性を増した体で前半から動きにバリエーションを見せ、積極的に当たってダメージを与えた。後半に相手の防御を迷わせ、突き放す要因の1つになった。

 21年ぶりに対抗戦の単独優勝チームとして、2連覇を目指す大学選手権に向かう。武井は「まだまだ通過点。3週間で準備というより成長が大事」と言い切り、隣にいた指揮官は「(追加のコメント)いります? これが全て」と笑った。慢心せず、前へ。新しくなった国立競技場で頂点に立つ。(大和田 佳世)

 ◆箸本 龍雅(はしもと・りゅうが)1998年11月23日、福岡市生まれ。21歳。商学部3年。小1から玄海ジュニアでラグビーを始め、東福岡で3年時に主将として高校3冠を達成。高校、U20、ジュニア日本代表に選ばれた。目標はアマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム)。188センチ、106キロ。

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