
LPGAツアー選手権リコー杯第3日(30日、宮崎CC=6535ヤード、パー72)通算21勝のイ・ボミが、最後に優勝した2017年8月「CATレディース」以来の首位に立った。この日の最多となる7バーディー(4ボギー)での“奪首”。17番(パー4)で7メートルの下りのフックラインを沈めた2015、16年賞金女王は「パッティングがよかった」と自画自賛した。
渋野と同組のラウンドで、12月に結婚する韓国俳優のイ・ワンの声援も受けながら奮闘。「今までは『ボミちゃん、ボミちゃん』の声(声援)が多かったけど、きょうは『渋野ちゃ~ん』しかなかった。私、邪魔じゃないですか? ちょっと寂しかった」と笑いながら、「明日は自分を信じるだけ」と2季ぶりの優勝へ表情を引き締めた。