巨人が、米大リーグ・ホワイトソックスのチアゴ・ビエイラ投手(26)の獲得に向け、本格調査を行っていることが30日、分かった。最速167キロの直球が武器で、2013年のWBCではブラジル代表として守護神を務めた経験もある。
メジャー通算は23試合で2勝1敗1セーブの救援右腕だ。巨人では今季限りでスコット・マシソン投手(35)が引退。当初は中日の左腕、ジョエリー・ロドリゲス投手(28)らの調査を進めていたが、メジャー復帰の意向が強いとみられ、ビエイラに方針転換したもようだ。
やや制球に難があるタイプだが、26歳と若く、伸びしろも期待できる。補強に成功すれば、課題のブルペン陣の層が厚くなることは間違いない。