総合馬術、開始時間前倒しを テスト大会で選手要望「馬も人も危ない暑さ」(スポーツ報知)

総合馬術の東京五輪のテスト大会第2日のクロスカントリーの部が13日、東京・江東区の海の森クロスカントリーコースで開かれたが、選手から本番での開始時間前倒しを要望する声が相次いだ。

 この日は午前10時の競技開始。朝に降った雨の影響もあり、気温30・5度、湿度81%という蒸し風呂状態だった。五輪本番の競技時間は午前8時半~同11時55分に設定され、65組もの参加となる。ロンドン五輪代表の佐藤賢希(明松寺馬事公苑)は「最初と最後であまりにコンディションに差が出る」と不安を漏らした。順番が後になる馬は、暑さがピークとなる時間帯の出走を強いられるためだ。「開始は極端に言うと6時くらいでもいい。馬の体調が大事」と希望した。

 既に選手は、日本馬術連盟などを通じ要望を伝えているという。18年世界選手権の総合馬術団体4位メンバーの戸本一真(JRA)は「馬も人も危ない暑さ。馬のためにはどれだけ早くてもいい。選手全員で、もっと早くしようと意見を出さないといけない」と話した。

 一方で、近隣に鉄道の駅もない会場の立地を考れば、あまりに早朝では観客の輸送が困難になる。五輪2連覇中のミヒャエル・ユング(ドイツ)=写真=は「開始時間を早めるのはいいアイデアだが、結局同じコンディションではできない。最後の方がいろいろな情報を得て、有利になるかもしれない。最終的には各チームの戦略による」と冷静だった。(太田 倫)

 ◆東京五輪の馬術 総合馬術は馬場馬術・クロスカントリー・障害馬術の3種目を同一人馬のコンビで3日間をかけて行う競技で、3種目の減点合計の少ない人馬が上位となる。五輪の馬術には、総合のほかに、障害馬術、馬場馬術と3種目がある。それぞれ個人戦と団体戦があり、日本は開催国枠として、いずれも団体と個人3枠の出場枠を保持。代表発表は来年6月中旬に予定。

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