現役なでしこ直接指導「大人のサッカースクール」に女性記者が体験…C大阪スポーツクラブ(スポーツ報知)

セレッソ大阪スポーツクラブが主催する「大人のサッカースクール」は、現役なでしこ選手が指導する全国でも珍しい取り組みだ。サッカー担当だが、本格的なサッカー経験はない筒井琴美記者が実際に体験した。

 指導は、C大阪堺レディースのGK福永絵梨香(20)とMF松原志歩(20)。今年からなでしこリーグ1部に昇格したチームは、選手の大半が学生で、プロはいない。福永は高校を卒業した2年前に、松原は短大を卒業した今年からそれぞれパートタイム契約を結び、練習の合間にスクールコーチとしても勤務している。

 2人の指導を受けるため大阪・南津守のグラウンドには、20~50代の男女約30人が集結した。「今日のテーマは守備とパスです」という2人の言葉とともに約1時間の練習が始まった。

 ウォーミングアップのあと、攻撃と守備に分かれて相手に取られないようパス回しを行う。「皆さん、周りを見て!」と松原の元気な声が飛ぶ。コーチ歴3年目の福永も「守備は方向付けを意識して。逆に攻撃側はボールを持つ人と三角形になることを意識しましょう」。指示がサッカー初心者にも分かりやすい。対戦形式となるので、他の参加者ともすぐに打ち解けることができた。

 最後は15分ハーフの試合形式。フルコートを使うので体力的にはきつい。それでも「ナイスパスです!」などと2人が絶え間なく元気な声を掛けてくれるので、自然に体も動き、楽しんでプレーすることができた。

 松原が「サッカーをやったことがなくても好きになってもらえるように、楽しさを伝えたい」と魅力を話せば、福永も「コーチをするようになってからボール以外も見られるようになった。勉強になります」とうなずいた。

 更衣室とシャワーが使用できるので、動きやすい服装と靴、飲み物があれば気軽に参加できる。現役なでしこの指導を受けることで、W杯もより身近な視点で楽しむことができるかもしれない。

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