【ボクシング】中川健太が“大人のボクシング”で梶颯を完全コントロールしV1(BBM Sports)

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出典元:BBM Sports

9日、東京・後楽園ホールで開催された日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦は、チャンピオンの中川健太(37歳=三迫)が序盤からペースを握り、同級1位の梶颯(24歳=帝拳)をまったく寄せつけず、3-0(96対94、97対93、97対93)の判定勝ちで初防衛に成功した。

【写真】中川の左が梶の顔面を捉える

文_杉園昌之(中川対梶)、本間 暁(鈴木対一村)
写真_山口裕朗

 3度目の日本王座に返り咲いた、ベテランらしい老獪なボクシングを披露した。中川は初回こそ梶の鋭い左ジャブに面食らう場面があったものの、2回以降は主導権を握り、完璧に試合をコントロールする。

 積極的にプレスをかけてくる挑戦者を翻弄。打ち終わりに単発のパンチを当てたかと思えば、強引に相手が突っ込んでくると、くるりと回って体を入れ替えた。技巧派のサウスポーはサイドを取るステップワークも巧み。外から右フックを浴びせ、確実にポイントを積み上げた。5回終了時の途中採点でも2者が4ポイント差、1者が5ポイント差と大きくリードした。

 試合の中盤以降は、勝ちに徹した安全運転。王者には心の余裕があった。相手が接近戦に持ち込みたくて、無理に出てこようとする動きが手に取るように読めたという。
「思いのほか相手の攻めが単調でした。焦っているのが分かりましたので」。梶がガードを固めて距離を詰めようとしてきた時点で、勝利を確信した。ブロックの上を叩きながら相手をいなし、一定の距離をしっかりキープ。相手が力めば力むほど、王者の思うツボだった。
最後まで懐には入れず、安心して終了のゴングを聞いた。リラックスした表情で採点の結果を聞き、レフェリーに手を上げられると、ふと口元を緩めた。試合後はきれいな顔で報道陣の前に姿を見せ、落ち着いた表情で充実の10ラウンドを振り返った。
「効いたパンチは一発もなかったです」

 ただ、試合内容にすべて満足しているわけではない。世界を視野に入れる男は、貪欲である。さらに上を目指すことを前提に自らの課題を口にした。
「自分から仕掛けるようにならないといけない」

 まだまだ発展途上。「いま練習が楽しくてしかたない」という37歳に「限界」の二文字は、存在しないようだ。
「もっと強くなっていくので期待してほしいです」
 世界を見渡せば、層の厚いスーパーフライ級。名だたる強豪たちにどこまで食らいついていけるのか。ここからの伸びに注目したい。
 日本王座の初防衛に成功した中川の戦績は27戦22勝(12KO)4敗1分。指名挑戦者として臨んだ梶の戦績は17戦15勝(9KO)2敗。

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