出典元:スポーツ報知
2018年に初めて世界ベルトを獲得した記念の7月28日に現役引退を表明したプロボクシング元WBO世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王者・伊藤雅雪さん(31)=横浜光=。この日、スポーツ報知の取材に「将来は、僕にしかできない形で、ボクシングに貢献したい」と話した。
【写真】4月の世界戦で計量をクリアした伊藤は自信満々のガッツポーズ
村田諒太(帝拳)―ゴロフキン(カザフスタン)の世界ミドル級統一戦が行われた4月9日、アンダーカードで東洋太平洋&WBOアジアパシフィック王者・吉野修一郎(三迫)に挑戦したが、11回負傷判定負け。その後、しばらく休養していたが、このほど現役引退を決意。世界王座奪取の日で大安だった28日が新たな門出にふさわしいと判断して発表したという。
「体力的にもできるし、ケガもないが、モチベーションを保つことが難しくなった。吉野戦は十分手応えを感じた試合だったけど、もう一度、どこかに向けてという気持ちが…。中途半端でやってもダメだし、まだ見たいと言われているうちに辞めたかった。自分の美学的にはそうでありたかった」と心境を吐露した伊藤さん。「世界2階級制覇はならなかったけど、気持ちを見せられたかな」と充実感もあるようだ。日本人として、1981年の元WBA世界スーパーウエルター級王者・三原正以来、37年ぶりに米国で世界王座奪取は、ボクシング史に残る偉業だ。
“第二の人生”へ、新たな事業に携わっている伊藤さん。「知らないことをやってみたいという気持ちがあって。好奇心が強くて、見えないものを見たいというか…。僕にしか出来ない何かがあるはず」と新たな希望を胸に抱いている。同時に、ボクシングへの思いもあり、「将来、ボクシングにも貢献できればと思っている」と話した。
「僕にしかできない形で何かボクシングに貢献したい。何らかの形で、ボクシング界で表に立てればいいな」と伊藤さん。2009年5月にデビューし、全日本新人王フェザー級で優勝。東洋太平洋スーパーフェザー級王者として3度防衛に成功したが、WBOアジアパシフィック王座との統一戦にも勝った。そして18年7月28日、米国フロリダ州キシミーでのWBO世界スーパーフェザー級王座決定戦でクリストファー・ディアス(プエルトリコ)に判定勝ちし、世界の頂点に立った。
本名は雅之。SNSでは「これからはプロボクサーではないですが、一生伊藤雅之であり、伊藤雅雪でもあると思っています」と決意を示している。戦績は27勝(15KO)4敗1分け。
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