出典元:スポーツ報知
◆米大リーグ ロイヤルズ―エンゼルス(27日・カンザスシティー・カウフマンスタジアム)
エンゼルス・大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、敵地・ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。3点リードの7回無死三塁の4打席目に中前適時打を放ち、3試合連続安打と2試合連続打点をマークした。
ロイヤルズ先発はこの日27歳の誕生日を迎えた右腕のケラー。今季は試合前の時点で5勝10敗、防御率4・16で、大谷は昨季まで7打数2安打だった。初回先頭の1打席目は、打球速度101・1マイル(約162・7キロ)の鋭い当たりをはじき返したが遊ゴロ。4回先頭の2打席目は、四球を選んでチーム初出塁となった。2点リードの5回2死三塁の3打席目は申告敬遠。2試合連続で両リーグ最多9個目の申告敬遠になった。
3―0で3点リードの7回無死三塁で迎えた4打席目。2番手右腕・コールマンの初球を捉えた。内角低め100マイル(約160・9キロ)をはじき返して、二遊間を破る中前適時打。初球の速球にしっかりと反応して、貴重な追加点をたたき出した。
25日(同26日)の敵地・ロイヤルズ戦では右膝付近に自打球を当て、青あざを作ったが、26日(同27日)も「1番・指名打者」でフル出場。2打席目に中堅へ21号ソロを放つと、8回には三盗も決めるなど、痛みを感じさせない活躍を見せていた。