出典元:スポーツ報知
◆第104回全国高校野球選手権宮城大会▽決勝 仙台育英3―1聖和学園(27日・石巻市民)
仙台育英がノーシードから勝ち上がった聖和学園を下し、3年ぶりの優勝を果たした。
両軍無得点の2回。先頭の斎藤陽外野手(2年)の左前打で出塁すると、すかさず二盗に成功。続く尾形樹捕手(2年)が投犠打で1死三塁とし、遠藤太胡外野手(3年)のスクイズで先制点を奪った。
1―1となった4回には1死から斎藤が四球で出塁。二盗、三盗を決めてチャンスを演出すると、2死三塁から遠藤が遊撃への適時内野安打で勝ち越し、これが決勝点となった。
2―1の7回にも無死二塁から送りバントと山田脩也内野手(2年)のスクイズで貴重な3点目を奪った。
投手陣は先発の高橋煌稀投手(2年)が4回4安打1失点でゲームメイク。5回から2番手で登板したエース古川翼投手(3年)が5イニングを2安打無失点、10奪三振の快投でしのいだ。
◆仙台育英の戦績
▽1回戦 6―0柴田
▽2回戦 7―0仙台商
▽3回戦 12―0仙台高専名取
▽準々決勝 4―0日本ウェルネス宮城
▽準決勝 不戦勝 仙台南
▽決勝 3―1聖和学園