出典元:スポーツ報知
「マイナビオールスターゲーム2022」(26日・ペイペイD、27日・松山)の前日トークイベントが25日、福岡市内で行われ、ロッテの佐々木朗希投手(20)とヤクルトの村上宗隆内野手(22)が出席した。ファン投票1位で球宴初出場となる朗希は“パーフェクト”でのMVP取りを宣言。対する村上も昨シーズン、今季交流戦、そして球宴と“トリプルMVP”を取ることを誓った。
7月1日の楽天戦(ZOZO)で右手中指のマメが潰れて以来、実戦から遠ざかっている朗希は球宴がぶっつけ本番となる。負傷後は2度以上ブルペン入りし、順調に回復しているもようで27日の第2戦(松山)で先発が予定されている。昨季巨人・ビエイラがマークした球宴最速163キロ更新にも期待がかかる右腕。71年の球宴では阪神・江夏が9者連続奪三振を記録しているが、これには「ちょっと期待しないでほしいです」と苦笑いを浮かべた。
一方の村上は朗希との対戦について「フルスイングで負けないように。とにかく三振しないように」と謙遜しながらも、MVPの賞金が300万円と聞かされると「もちろん狙います。お金欲しいっす」と会場を沸かせた。それにつられた朗希も「僕もMVPが欲しいので、全員抑えられるように頑張ります」とパーフェクト投球を宣言。若い2人が今年の球宴を盛り上げる。(小田原 実穂)