小原ブラス、批判コメントの発信者には「神社の境内の中で同じことを書けますか?っていう目線で書いてほしい」(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

ロシア出身のタレント・小原ブラス(30)への注目度が今、高まっている。メディアへの露出開始当初からゲイであることを公表。外国人そのもののルックスながら中身は関西弁の面倒くさい性格の持ち主として、テレビ番組のコメンテーターとして引っ張りだこの日々だが、生放送での笑いの取れる毒舌の一方、今年2月のロシア軍のウクライナ侵攻に関しては発生当日からプーチン大統領を正面から批判。大きな話題を呼んだ。自身の発言について「炎上したとしても、注目されていることの方が価値のあることだと思っています」と言い切る新時代のトリックスターに本音のすべてを聞いた。(構成・中村 健吾)

 (前編から続く)

 コラムニスとして、SNSで自らの言葉を発信中の小原は生放送での自身の発言を紹介する「こたつ記事」をどう感じているのだろう。

 「逆にいい趣旨に変えてくれたこたつ記事もあって。自分の言葉足らずの部分を補ってくれるタイプのこたつ記事っていうのを僕は見たことがあります。一方で切り取られて悪い様に見える、こたつ記事もある」

 そう指摘した上で、こう続ける。

 「テレビに出て何か話すってなった時、尺(放送時間)がありますから、実は僕も『こたつ喋り』ですよ。百ある中の十ぐらいしか話してない中のこたつ記事ですから。そもそも不可能です、僕の考えていることの全てを記事にするのは。受け止め側も、そもそもテレビを見る時点で、これは百ある中の十ぐらいなんやろうなって言うのを見ておかんといかんし。僕もテレビ見るの面倒くさいんで、こたつ記事をめちゃくちゃ読む。『どうせ、これも切り取りなんやろうな』ぐらいに思って見てます」

 国籍やLGBTQなど自身の属性に絡めた「悪口」とも取れる言葉が並ぶこともあるネット記事のコメント欄については、こう本音を漏らす。

 「コメントで人の事を批判したりとかするじゃないですか。批判する時、僕は『これ、神社の境内の中で同じことを書けますか?』っていう目線で書いてほしいと思います。神様とか信じる、信じないはあるけども、なんとなくみんな神社言ったら悪いこと言えないですよね。宗教が世界で広まったのって、警察とかの動きによって全ての犯罪を逮捕することができなくて、いろんな悪いことのすべてを取り締まることができなかった。でも、それでも『神様は見てるで』って言うのを信じさせることによって犯罪に歯止めをかけるって言うのが大きな宗教の役割だった。ネットに書き込む時に『神様が見てる前で言えること、これって? バチ当たるで』って」

 そう話した後、こう続けた。

 「ひょっとして自分は間違ったこと言っているかもしれんけど、これは匿名やからまあいいかと言って書き込んでるんやったら神様見てるでっていうスタイルになって行った方がいい。僕も今、ネットに何か書き込むとかコメント書いたりするってなった時には、それを考えるようにしています。自分が正しいと思っているんやったら書いてもいいと思ってるんで」

 そこには自身の体験から来る言葉の発信者への洞察がある。

 「ウクライナの紛争が始まって、いろんなコメントが来たけど、この人、自分で自分が間違ったこと言っているって分かりながら送ってきているのが分かるんですよ。絶対、この人、本心で死ねだ、なんだと言っていない。ストレスの発散の一環で言っているのが分かるから。やっぱり、自信がないんじゃないですか、自分のいろんなことに。何かやりたいけどできないことを成し遂げている人とかを見ると、それを引っ張りたくなるし、羨ましくてって。やっぱり自分に自信が持ててないっていうのが何より大きいと思う」

 嫉妬の感情は自身にもある。

 「今は充実はしているけど、同時期にコメンテーターをやっていた人がもっと売れている感じになってて。そのコメンテーターをテレビで見ると『また、しょうもないことを言ってるわあ』って、それは本当、あくまでも嫉妬しているから、尊敬しているから言っている。嫉妬しちゃうのは、井上咲良ちゃんとかね。いい感じでコメントして、賢い感じで鋭いコメントをうまいこと言いよるわって思う」

 一方で「炎上」については細かく気を配っている。

 「(生放送の発言で)炎上したっていうけど、1週間経ったら、みんな、すぐ忘れるんですよ。(自分は)生放送中にネットを見ている、CMの間に。炎上するなと思ったら謝っておくんですよ。生放送中に先ほどの発言は下ネタが過ぎましたって。炎上は処置の仕方次第だなと思ってます」

 さらにこうも言う。

 「僕は個人的には切り抜いて炎上してもいいんです。僕はまだまだ知名度少ないと思ってて、まだまだ悪い意味であったとしても、炎上したとしても注目されていることの方が価値のあることだと思っているから。僕のファンの番組を見てくれたりしている人って切り抜かれて炎上していたとしても全然、応援してくれるんです。ファンの人は減らない。炎上したことによって、ファンではない僕のことを知らない人が怒って炎上する。それによって『この人ってどんな人なんだろう』っていうのを誰かが調べてくれて。そんな中からちょっとでもオコボレでファンが増えるかもしれないと考えると(発言を)切り抜いて炎上してても構わないタイプです」

 自身の今後の「炎上」についても、こう予測する。

 「価値観が違うという形での炎上は今後、すると思う。コロナもここまで騒がんといかんのってどこか思っているタイプでもあって、僕が本音をポロッと言いたくなった時に炎上する可能性はある。難しいのは僕が本音でそう思ってしまっている時にひどいなと思われたり、好感度が下がるというのも分かっている。自分が間違っていないと思っているけど、傷ついた人がいるから謝った方がいいのかとも思ったりします。言わないと冷静になれない社会でもあるじゃないですか? みんなが同じ方向に走った時に逆のことを言う人も必要だと思う。批判もされるけど、それがないと怖いし、すぐ戦争に向かって走ったりしますよ。だから、歯止めをかけるために逆張りする人はすごく大事。受け取り側がちゃんと深くその意見について考えていくのも大事だと思う」

 決して「炎上」を恐れてはいない。

 「結局は炎上の仕方というか。一つの意見として違う意見を持っている人の意見がそんなことないよという形で炎上するなら、僕が正しいことを言っていて真意が伝わっているなら、なんぼ炎上してもいいと思います。はっきり言いますけど、批判のコメントが4000付くくらいじゃ炎上とは言わない。1万超えないと。コメントしている人たちの好感度なんて、すぐ変わる。手の平返しだから、そんなに炎上を恐れてません、僕は」

 そう言い切る一方で「炎上」を招く記事については、こう提案する。

 「どこかで弁明の余地を与えてさえくれたらいいのになって思ってます。フォローの言葉として言っていたものが抜けていたりとかで印象が悪くなってしまったとしても僕は別にいいタイプの代わりに、もしも、それによって炎上した時、それに対して何かコメントしたら追加で記事を載せてやってというだけのことで。僕は素直に記事にされたらいつも嬉しいですけどね、今のところは」

 「こたつ記事」について書かれる立場からの本音も、こう明かす。

 「発言をした人の発言が切り取られて炎上している場合、結構、脇が甘いなと思ってしまうとことがあります。タレント側としてはやっぱり、なんだかんだ脇が甘い気がする。いろいろな炎上は。書く側、書かれる側、お互い様の話なんですけど、切り取られました、本当に悪い感じで切り取られました、炎上しましたという場合、私の場合、(自分の)YouTubeとかがあるんです。こたつ記事と同じでYouTubeもいっぱい見てもらってクリック率が上がった方がお金にもなるし、僕は弁明する場があるんです。僕はこう書かれて困ってますという動画をアップするとお金になるし。それがこたつ記事になって炎上して何も言い返せないで困っちゃうタレントさんと言い返すタレントさんの違いな気がします」

 そう分析した上で、こう提言する。

 「タレントさんもYouTubeとかSNSとか、どこか自分が発信できる場を持っていた方がいい。弁明の場として、バックアップとして。受け取る側も本当にこの人はこれを言ったのかなと意識しないといけないし、発信する側もビュー数もあるだろうけど、リスクを抱えていることを意識した方がいいと思います。だって、逆に切り取り記事でめちゃくちゃ炎上する可能性があるわけですから」

 発信者とメディアの関係、さらに受け取る側については、こう捉えている。

 「メディアに出て発言する時には、僕は責任は自分で負っているつもり。間違ったことを言った時は、ごめんなさいって言いたいなと思うし、記事を出す側も、もしも本当に切り取って何か悪い切り取り方したなと思ったら、後でごめんなさいっていう風なことをちゃんと言うべきだと思う。受け取る側も何も考えないで批判したりとか、神社の境内の中で書けないようなコメントをして、悪いことをしたら、ちゃんとごめんなさいって言うべきやし」

 そして取材する側のこちらの目を見て、こう言った。

 「スポーツ報知さんもビュー数を稼ぐためにちょっとでも面白い記事のタイトルにしようと思っているのと同じようにこっちもちょっとでも受けることを言いたいから、ちょっと大げさに言ったり、思ってもないことをバーって言ったりすることもある。それが炎上につながることもあるから、その時はすみません、スベりましたって謝るんで許してほしいなって思う」

 意見の衝突についても、こう分析する。

 「僕は政治家とかじゃないから、考えは変わる可能性があるはずです。それをとがめるのも違うと思う。昨日はこれを言っていたのにとか、今日はこれを言いやがってっていう人はいっぱいいるけど、意見が変わっただけやろうって。私は間違っていると思いませんって言っているのに批判をするっていうことは意見の衝突の衝突でしかないと思うから。すごい大きなことを言えばごめんなさいって、お互いみんな謝れる環境なんやったら許しちゃう。もうちょっと緩く行きませんかって思いますね」

 メディアへの露出急増の今、自身の未来像を、どう描いているのだろう。

 「オファーをいただけるものは何でもトライしたいし、やります。コメンテーターとしてオファーされたら、その活動をしたいし、仕切り役を依頼されたら頑張りたいです。自分はあくまで商品なので。テレビもSNSもそうだけど、その商品価値を認めてもらわないと、誰も買ってくれない。僕が何をやりたいという立場ではなくて、求められるならなんでもやりたい」

 目を輝かせて話した後、最後にこう言って笑った。

 「裸になるのはダメ。乳首NGなんです。男だからって乳首はタダだと思うなよって。なんで男は乳首出してOKなんやろう?と単純な疑問として思ってます」―

 ◆小原 ブラス(こばら・ぶらす) 1992年4月20日、ロシア・ハバロフスク生まれ。30歳。ロシア人の両親のもと生まれるが、5歳の時、両親が離婚。母親が日本人と再婚し、兵庫県姫路市に移住。18歳の時に始めたニコニコ生放送で人気を呼び、12年、東京に移住。18年から自身のYouTubeチャンネルを開設し動画投稿を開始。フジテレビ系「アウト×デラックス」にアウト軍団としてレギュラー出演。19年4月からTOKYO MX「5時に夢中!」の水曜レギュラーの黒船特派員に。フジテレビ系「ポップUP!」などにコメンテーターとして出演中。コラムニストとしても活動の一方、20年12月にはダイバーシティーをコンセプトにタレント、アスリートのマネジメント事業を展開する芸能事務所「Almost Japanese」を設立し、CEOに就任。身長175センチ。趣味は1人カラオケ、サボテンの飼育。

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