片寄涼太、10年でかなった夢 町田啓太が主演で「GENERATIONS」が主題歌「最高にうれしい(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

人気ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの新曲「チカラノカギリ」が8月3日に発売される。同曲はジェネの候補生だった町田啓太(32)が主演を務めるフジテレビ系「テッパチ!」(水曜・後10時)の主題歌で、片寄涼太(27)は「10年たってこんな形で“共演”できて最高にうれしい」と笑みを浮かべた。12日には地上波初主演となるテレ東系ドラマ「運命警察」(火曜・深夜0時半)がスタートしたが「初めてドラマに出る方もいて、プレッシャーより責任を感じた」とも。話題となった日テレ系「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(19年)に出演するまでの経緯や俳優とアーティストとしての苦悩。メンバーへの思いなども聞いた。

 町田啓太とジェネレーションズとの関係は深い。町田は2011年にジェネの候補生としてデビューを目指したが、左アキレス腱(けん)断裂の影響もあり、12年にダンサーを諦め劇団EXILEのメンバーとして俳優の道に進んだ。インタビューのたびに「僕が主演した時の主題歌がジェネだったら最高」と話しており、10年を経て夢が実現した形だ。

 「町田さんとは一緒に夢に向かっていた仲間でしたから、接点があったらいいというスタートでした。グループとして11月で丸10年、ターニングポイントの年に、ぐるっと回ってきて一緒にできるとは…。一度は同じ夢を追って、そこから啓太さんは違う道を選んでいったけど、10年たって、ここが再会できるポイントだったんだな~って。すごくうれしいって感じますね」

 ―候補生時代の町田はどんな人だった。

 「啓太さんは本当に真面目でグループの統率役、リーダー的な資質を持っている方で、僕はすごく信頼していました。でも、真面目すぎるがゆえに『振り付けのこの手がどうだ』とか(関口)メンディーさんとよくやり合って『もう2時間も同じ話してるわ』みたいな時も(笑い)。僕が映画『PRINCE OF LEGEND』(19年)でご一緒した時に、『涼太が思うようにやっていいんだよ』って。すごい声かけてくれて救われた感じでしたね。僕にとってはいいお兄ちゃんです」

 今回の曲はロック色が強くて、今までのジェネとは曲調と一線を画している分、苦労もあったようだ。

 「大きく挑戦的な楽曲で、収録も苦戦しました。キャッチーで力強い作品なので、その強さに負けないように歌うのが難しかったです。ジェネの中でもダンスっぽいけどちょっとロック調な曲もあったので、共通点を見つけてアプローチしていった感じです。最後は勢いとかパワーで押し切ったみたいな感じの歌い方になって、新しい自分も表現できたかもしれないです」

 12日にスタートした「運命警察」は意外にも地上波初主演のドラマだ。一度死んだ者たちが所属する「運命警察」に配属になったセブン(片寄)らが、現世に生きる人たちが運命と違った方向に行かないように取り締まるストーリー。オーディションで選ばれた江藤萌生がヒロイン役で女優デビューをしている。

 「ドラマはオーディション番組で選ばれた方が女優デビューする企画でした。僕も審査員をやらせていただいた最終審査では最後に2人残りましたが、(合格した)江藤さんは『こうしたい』っていう思いを遠慮なくぶつけてきました、僕に。後悔したくないという空気をすごく感じました。今回は主演のプレッシャーより、お芝居を初めてやられる方との共演なので責任感の方が先でした。それこそ自分が初ドラマ(『GTO』=14年)で主演のAKIRAさんから『あんな言葉をかけられたな~』とか。うれしかったことを思い出して、少しでも江藤さんの力になれたらと思いました」

 19年に放送された「3年A組―」の甲斐隼人役は鮮烈だった。主演の菅田将暉(29)を始め、生徒役には後に主役を張るような神尾楓珠(23)、上白石萌歌(22)、川栄李奈(27)、永野芽郁(22)、福原遥(23)、森七菜(20)ら個性派俳優ぞろい。かなり厳しい環境の中で演技を求められた。

 「まさに『あそこに入れられた』みたいな感じ、ある意味戦場ですよね。ドラマ自体が人質にとられたというシチュエーションでもあるんですが、監禁されている空気感、緊張感の中で、出演者みんなが刺し合うっていうか…。一つも気が抜けるところがない。あんなヒリヒリした緊張感はなかなかない。僕もいい経験だったなと思います」

 それまで主演格でドラマや映画に出演しており、出演しない選択もあったが…。

 「そうですね。断れる感じはあったかな~。最初は迷うよりも怖かったですね。正直。自分が俳優として実力が足りないって思っていましたから。でも、そこに行けば自分が高められるチャンスじゃないかなって。もう一回勉強してくる覚悟でした。作品の途中ぐらいに菅田君が『本当に今回やってくれてよかったんだよね。うれしかった』っていうことを素直に言ってくれたんです。それで、なんか俺もやってよかったなあ~って感じてました」

 11月でジェネはデビュー10年を迎える。この10年は濃密な期間だったという。

 「早い10年でしたが、30年分ぐらい経験したんじゃないかっていうほど濃厚過ぎました。グループとして少しずつ大きなステージに立たせていただいたり、海外でライブをやらせてもらったのもそうですし、HIROさんがEXILEを卒業なさったり。いろんなことがこの10年に詰まっていた。個人でいえばお芝居もやらせてもらって、中国に行ってファンミーティングやらせてもらったりとか。盛りだくさんだったですね」

 ―この10年で一番つらかったことは何なのか。

 「いっぱいありますが、コロナ禍かな…。(コロナ禍に)入った時もつらかったですが、入る前から悩んでいたことがあったから余計につらくて…。あの時期ってすごく迷っていたんですよ。自分の中での価値観が成長しようとしているというか、成長痛みたいな時期でした。今までいろいろやらせてもらってきて『結局何がやりたいの』と聞かれると『う~ん、何がやりたいだろう…』みたいなところもあって、それってどう整理すればいいのか分からなかったです」

 ―具体的にはどういう迷いなのか。

 「極端な話ですけど、もし僕がこのジェネレーションズっていう船からいなくなっちゃったら、また違うことになるじゃないですか。自分には『絶対にグループを離れられない』っていうのがあって、悪いけどちょっと制限かけられるっていうか…。だからこそ『何をどうして上がっていけばいいのか』っていうところを迷っていました。あのままいっていたらどうなってたんだろうって怖さもありました。で、コロナ禍で足止め食らったけど『みんなも止まっているからいいじゃん』みたいに開き直れました。今は歌も役者も全力でやって、学んで成長したい。その中で自分なりのものを少しずつ見つけていきたいです」

 5年前のインタビューで30歳ぐらいで結婚して子供は2、3人が理想と言っていたが…。

 「え~、僕、そんなこと言ってましたっけ。でも、もう27歳。やばいですよね。急いではいないんですが、でも(結婚は)早いに越したことはないと思います。だって子供に自分のかっこいいとこ見せたくないですか。どうせなら。僕は見せたいです」

 芸能界に入る時に「母親が背中を押してくれたので、親孝行しなきゃいけない」と語っていた。一人息子に孫を期待しているのでは…。

 「親に孫の顔を見せるって親孝行か~、確かにそうですね。僕が40歳になって結婚とかしたら、母親は70(歳)ぐらいになっちゃうんでね、それもしんどいですね。(山下)健二郎さんとか三代目JSBさんは結婚し始めましたもんね。ジェネはどうだろうな。亜嵐君とか結婚しなさそうだしな~。こればっかりは予定してできるもんでもないし、なるようになるんじゃないかなと思います(笑い)」

 俳優としての苦労、ボーカリストとしての悩みを抱えながら、歩みを止めることができない。孤高の闘いはこれからも続いていく。

(ペン・国分 敦、カメラ・宮崎 亮太)

 ◆片寄 涼太(かたよせ・りょうた)1994年8月29日、大阪府生まれ。27歳。2010年にボーカル・バトル・オーディション2でファイナリストとなるも落選。12年にGENERATIONSのボーカリストとなり、同11月にシングル「BRAVE IT OUT」でメジャーデビュー。14年フジテレビ系「GTO」で俳優デビュー。17年、映画「兄に愛されすぎて困ってます」をきっかけに中国で人気が爆発。その後、ドラマ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」「PRINCE OF LEGEND」など話題作に出演。身長183センチ、血液型AB。

 ▼白濱亜嵐 楽観的で明るくてポジティブな性格なので、この人がリーダーでよかったっていう気がします。もっと考え込みすぎる人だったら、グループの方向性とかも違っただろうなって思いますね。

 ▼佐野玲於 レオはすごい職人気質。ライブ制作やツアーグッズだったりとか、いろんなモノにこだわりを持っている。ジェネの土台であったり、いい味付けをしてくれるようなメンバーですね。

 ▼関口メンディー グループの中で一般認知度が高く、そのキャラクターがジェネにとっての武器。一番年上でありながらも、いじられ役でいてくれるのは、グループにとってもすごくありがたいです。

 ▼中務裕太 ダンスで生きてきた方なので、やっぱりダンスをしている時が一番輝いています。振付師としても優秀で、僕らボーカルにもパフォーマンスの部分でサポートしてもらっていて助かってます。

 ▼小森隼 自分自身の道を本当に長い時間をかけてしっかり切り開いてきたという印象がある。お昼のテレビに出たり、ラジオ番組をずっとやっていたり、手に職を付けたっていう感じがします。

 ▼数原龍友 ジェネの大黒柱。グループの歌を支えているのはやっぱ龍友君だと思います。彼こそがジェネたるゆえんであり、彼がいないとジェネレーションズでないという存在になっていると思います。

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