出典元:スポーツ報知
◆JERAセ・リーグ 広島5―3阪神(21日・マツダスタジアム)
阪神は2連敗で4位に転落した。広島戦は開幕から1分けを挟んで8連敗で、1988年の同10連敗以来の屈辱が続いている。開幕からに限らず、このカードの8連敗は2016年の9連敗以来となった。交流戦から好調で3位に浮上して敵地に乗り込んだが、“アレルギー”は払拭できず。再びコイと入れ替わり、Bクラスに後退した。
相手先発の床田には今季3戦3敗で昨季から5連敗。前回の対戦では完封を許した左腕に、7回に大山が18号2ランを放つまで17イニング連続の無得点に抑えられた。大山は6月10本目の本塁打。球団では2010年6月のブラゼル以来となる月間2ケタ弾に乗せたが、空砲に終わった。
先発の西勇は今季ワーストタイの5失点で5回KO。5敗目(4勝)を喫し、黒星が先行した。初回にマクブルームに先制打を浴びると、5回2死二、三塁から野間、宇草、菊池涼に3連続適時打を許し、一挙4点を献上。チームは5カードぶりに初戦を落とした。