出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)
オーストラリアラグビー協会は6月12日、7月のテストシリーズに臨む同国代表“ワラビーズ”のスコッド35人を発表した。現在世界ランキング6位のワラビーズは地元に同5位のイングランド代表を迎え、3試合を戦う。
ワラビーズは、元指揮官であるオーストラリア出身の名将エディー・ジョーンズが率いるイングランド代表相手に8連敗中で、2015年以来の勝利を目指す。
イングランド代表は来年のワールドカップで日本代表と同組に入ることが決まっており、日本のファンにとっても注目のテストマッチとなりそうだ。
オーストラリアラグビー協会は今年2月に更新したセレクションポリシーで、海外を拠点とする選手を1大会で呼べるのは3人までと制限しており、デイヴ・レニー ヘッドコーチは、日本のクラブチームに所属し今年のリーグワンでも活躍したWTBマリカ・コロインベテ(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、CTBサム・ケレビ(東京サントリーサンゴリアス)、SOクウェイド・クーパー(花園近鉄ライナーズ)を招集した。
その一方で、リーグワン中に負傷したNO8/FLショーン・マクマーン(東京サントリーサンゴリアス)や、ヨーロッパを拠点とするHOトル・ラトゥ(スタッド・フランセ)、LOロリー・アーノルド(トゥールーズ)、LOウィル・スケルトン(ラ・ロシェル)、ユーティリティBKカートリー・ビール(ラシン92)などは入らなかった。