出典元:スポーツ報知
第104回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)南大会の室蘭地区、北大会の北見、名寄地区予選の組み合わせが17日、決まった(組み合わせ表は野球面)。室蘭地区の苫小牧工は182センチ、95キロの大型右腕・長船拓夢(3年)が投打の柱。幼なじみで、プロ注目左腕・門別啓人(東海大札幌3年)との対戦を目指し、激戦区に挑む。
高校入学前から「夢だった」直接対決。富川小1年から中学卒業までの9年間、同じチームでプレー。地元の日高町に帰省した際は練習を共にし、初詣も一緒に行く仲。互いに1年からベンチ入りしたが、3季通じて1度も地区予選を突破できなかった。
昨秋から2季連続で代表決定戦で敗戦。今大会も同じブロックに難敵がそろったが「全道に出て、1試合でも多くやりたい」と最速142キロ右腕。門別との最初で最後の対決へ、8年ぶり南大会切符を手に入れる。(島山 知房)