出典元:スポーツ報知
男性11人グループ「JO1」が、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で、宇宙空間実験プロジェクト「スペースデリバリープロジェクト―RETURN TO EARTH―」に参加し、公式アンバサダーに就任することが19日、発表された。
世界を飛び越して、JO1が宇宙に進出する。2ndアルバム「KIZUNA」を25日にリリースすることを記念し、宇宙産業サービス会社「Space BD」と協力。アルバムのジャケット写真やJAM(ファンの総称)のロゴを印刷した金属のプレートを、ロケットに乗せISSへ打ち上げ、宇宙空間にプレートを約半年間触れさせた後、地球に帰還させる実験。日本人アーティスト初の宇宙空間を活用したキャンペーンとなる。
JAXAによると、ISSは、地上から約400キロの上空を秒速約7・9キロ(時速約2万8000キロ)で飛行。地球を約90分で1周し、1日で約16周する。超高速で移動する宇宙船の外に設置されたプレートが、6か月でどう変化するのか―。地上からも一定の条件が整えば、上空にISSを確認することができる。打ち上げは、年内を予定している。
リーダー與那城奨(よなしろ・しょう、26)は「このような貴重な機会に携われること本当にうれしく思っています。僕たちの思い、僕たちを支えてくれたJAMの思いを乗せてこのプロジェクトに参加します。心の底からワクワク、ドキドキが止まらないプロジェクトになっています」と期待を寄せた。