出典元:スポーツ報知
◆明治安田生命J1リーグ ▽第11節 浦和3―3横浜FM(18日・埼玉スタジアム、1万9425人)
浦和はFWユンカー(28)がハットトリックを記録し、横浜Mと3―3で引き分けた。ユンカーが来日初のハットトリックでチームを救った。0―3の後半2分、縦パスに快足で抜け出して反撃の一発。36分に左足、44分に右足で同点弾を決めた。4月下旬に右手薬指を骨折、手術から復帰後初先発し、後半はシュート3本で3発を決めて追いつき「後半は浦和はこうであるべきという姿を見せられた」と胸を張った。
クラブ最長を更新する6戦連続ドロー。白星から約2か月遠ざかるが、リカルド・ロドリゲス監督(48)は「勝利のような価値のある勝ち点1。選手が最後まで全てを出し尽くしたスピリットに感謝したい」と強調した。この日でリーグ戦ホーム累計入場者数が1501万1631人に上り、史上初の1500万人を超えた。ユンカーは「サポーターに借りがある。もっと返さないといけない」。開幕13戦でわずか2勝の15位から逆襲を誓った。(星野 浩司)