【大学野球】“ミラクル京大”初の代打逆転満塁弾で近大撃破 Aクラス入りに前進(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

◆関西学生野球春季リーグ戦 第5節2回戦 近大3―7京大(18日・大阪市南港中央)

 京大が梶川恭隆(4年)の代打逆転満塁弾で近大を破り、1勝1敗に持ち込んだ。京大の満塁本塁打は1987年春以来35年ぶりで、代打満塁本塁打は82年発足の新リーグで3人目、京大では初。19年秋に並ぶ京大史上最多の5勝目を挙げ、初のAクラス(3位以上)入りに大きく前進し、2位フィニッシュの可能性も見えてきた。

 強烈な打球が左翼席に突き刺さった。2―3の6回2死満塁、代打・梶川はカウント2―2から甘く入った直球を強振した。「打った瞬間に絶対入ると思いました」。京大初の代打満塁弾。人生初のグランドスラムを放った右打者は人さし指を突き上げてダイヤモンドを一周し、お祭り騒ぎのベンチに向かった。

 今季から指揮する元ソフトバンク投手の近田怜王監督(32)の信頼に応えた。「(代打で)一番信用しているバッター。選球眼も良い」。この回6得点を奪った相手の2投手はともに近田監督と同じ左腕。野手陣は、練習で打撃投手を務める指揮官に「変化球はこういうのをください」などと高いレベルを要求しており、その成果も表れた。

 殊勲の梶川は、1浪を経て京大に入学。統計を用いて農業に関する政策などを分析する農業経済を勉強する。卒業後は大学院に進む予定だ。野球部では捕手として出場機会がなく、4年になった今年、外野手に転向してリーグ戦初出場した。オフは週に3~4日、約1時間半のウェートトレーニングに励み、5キロの増量に成功した。近田監督も「本塁打は出来過ぎだが、彼の努力の結果」とたたえた。

 “ミラクル京大”は運も味方につけている。この2回戦は今月1日に行われ、6回に大量13失点して2―16と劣勢に立たされた。しかし、6回途中で降雨ノーゲームに(7回で試合成立)。天候に救われて黒星が消え、この日は3点ビハインドを逆転して勝利。京大初のAクラス(3位以上)に“王手”をかけ、2位の可能性も残した。

 大躍進の秘けつについて、指揮官は「具体的には分からないが、『勝てたらいいな』ではなく『勝てる』と思って試合をしているからではないか」と語った。「歴史を作っている途中にいる、と日々感じている」と梶川。残る関学大との最終節と近大との3回戦で全てを出し尽くす。(南 樹広)

 ◆梶川 恭隆(かじかわ・やすたか)1999年5月25日、愛知・日進市生まれ。22歳。赤池小2年から野球を始め、日進西中では軟式の東山クラブでプレー。旭丘高では捕手で1年夏からベンチ入り。京大では4年の今春にリーグ戦初出場。181センチ、81キロ。右投右打。

 ◆京大の2、3位の条件 関学大との最終節(21日~)で勝ち点を獲得し、近大との3回戦(24日)にも勝てば勝ち点4で2位。関学大、近大のどちらか一方から勝ち点を獲得すれば、勝ち点3で3位が確定する。ともに勝ち点を落とせば、他校の結果次第では4、5位となる可能性も残る。

 ◆京大の過去成績 1982年春発足の新リーグで、6位が73回、5位が5回、4位が1回。5位だった09年秋、13年秋は他大学の出場辞退があり、事実上の最下位。4位だった19年秋は12試合で5勝7敗の勝ち点2。89年秋~00年春は22季連続最下位で、09年春~12年春には1分けを挟んで60連敗。


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