出典元：スポーツ報知

◆米大リーグ　カージナルス１５―６ジャイアンツ（１６日、ブッシュ・スタジアム）

　カージナルスのＡ・プホルス内野手（４２）が１５日（日本時間１６日）、本拠地・ジャイアンツ戦でメジャー２２年目、２９８８試合目にして初登板を果たした。１５―２と大きくリードした９回に志願して４番手で登板。１回で２７球を投げ、３安打４失点で２本塁打を浴びたが、試合を締めくくった。

　通算６８１本塁打で、昨季途中までは大谷の同僚だったプホルス。今季限りでの引退を発表している。初めて立ったマウンドでは最速６９・６マイル（約１１２キロ）で、スライダー、カーブ、チェンジアップと多彩な変化球も操って約４万人のファンから喝采を受け「夢がかなった」と声を弾ませたが、「本当に難しかった」と苦笑いだった。６００本塁打以上を放ってマウンドにも立つのはベーブ・ルース以来２人目となった。