出典元:スポーツ報知
◆RIZIN TRIGGER 3rd ▽第6試合 MMAルール(66キロ) 〇金原正徳(3回3分37秒 TKO)摩嶋一整●(16日・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ)
09年の大みそかに山本KID徳郁さんから判定勝利し、日本人で唯一白星を挙げているベテラン金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)が、摩嶋一整(毛利道場)に3回TKO勝ちを収めた。
金原は、“寝業師”摩嶋と真っ向勝負。3回に肩固めを仕掛けるも、決めきれないと判断、すぐさま解除しマウントポジションに移行。そのまま強烈なパウンドを落とし続けるとレフェリーが止めに入った。
試合後、金原は「強かった。強かった、想定を超えてきた。RIZINはトータルマストなので見せ場を作れば勝てると思っていた。若くないし一回休みたいっていうのが正直なところ。目標に向かってやることはないけど、(格闘技を)楽しみたい」と語った。
◆金原 正徳(かねはら・まさのり) 1982年11月19日、東京都出身。 03年のDEEPデプロデビューを果たすと、その後はZSTで活躍。07年3月にはHERO‘S 2007 開幕戦に参戦。09年3月には戦極フェザー級トーナメントに参戦。決勝で小見川道大に判定勝ちを収めグランプリ優勝。同時に初代戦極フェザー級王座に輝いた。同年年末にDynamite!!~勇気のチカラ2009~で山本KID徳郁さんと対戦し判定勝ちを収めた。14年9月にはアレックス・カサレス戦でUFCデビュー。フルマークの判定勝ちを収めた。15年7月のハニ・ヤヒーラ戦、16年1月のマイケル・マクドナルド戦2連敗となった。20年2月「RIZIN.21」でRIZIN初参戦も2回TKOを喫し引退。21年10月の「RIZIN.31」での復帰を表明した。