出典元:スポーツ報知
◆JERAセ・リーグ 中日1X―0阪神=延長10回=(13日・バンテリンドーム)
阪神は今季2度目のサヨナラ負けを喫し、1分けを挟んで5連敗となった。新型コロナウイルスの影響で先発予定だった伊藤将に代わり、マウンドに上がった小川が5回途中まで2安打無失点に抑える力投。リリーフ陣も奮闘していたが、打線が援護できず、10回に加治屋がサヨナラを喫した。1勝14敗1分けで勝率は0割6分7厘。今季4度目の完封負けで、矢野監督が就任した2019年以降では初となる4試合連続の1得点以下となった。以下一問一答。
―加治屋は厳しい場面から1イニングはしっかり投げた
「うーん本当はね、1イニングでね、代えてあげたいっていうか、そんな状況やったけど、すごくよかったんでね。もう1回っていうふうになったけど。まあまあ、打たれたことはね、仕方がないし。でもここからね、また力になってくれそうな、そういう投球を見せてくれたのでね。それは結果自体は受け入れるというか、そういうピッチングだったと思う」
―小川は急きょの先発だったが
「小川もね、どこまで持つかというかね。『3回ぐらいかなぁ』っていう気持ちはあったんで。5回まで、あそこまで行ってくれたというのは大きかったし。まあ、ピッチャー陣は本当にみんなよくね、サダ(岩貞)もそうやし、その後行ったピッチャーもね、よく粘ってくれた」
―12日の同戦で逆転を喫した湯浅は3者凡退の好投
「もちろん。昨日やられてきょうね、こういういい形で抑えられて。まあ、またフラットに戻れるんで、気持ちの中で何か変なものを持ちながらっていうのがないんで、そういうところが良かったかなと思う」
―打つ方の歯車がかみ合えば
「まあなあ。かみ合えばっていうか、みんなの状態がめちゃくちゃ悪いわけじゃないけど、一人一人の状態が上がってこないと。ちょっとつながりにくいんで。もちろんホームランとか出てくれればいいんだけど。1人1人の状態を上げてもらうっていうとこかなと思うけど」
―近本と中野が盗塁
「もちろん、チャンスがあればいつも狙っているし、それはずっとやってきていることなんで。そういうところからもチャンスはもちろん、これからも狙って行くところなんで。やっぱり(走者を)かえすっていうところがね」
―コロナで苦しい状況だが
「まあ、しんどいのはしんどいし。先発投手っていうのもね。やっぱりどうしても、今日だけのことじゃないし、たぶん2、3週間。3週間くらい、やっぱりどうしても難しくなるから。その点でも痛いし。でも起こったことはもうね、これはどうしようもないので。みんなでカバーするしかない。きょうも来たピッチャーがね、いいピッチングをしてくれたので。全員でなんとかするしかないと思っています」